【研修Live|第13回】

コミュニケーション力を高める3つのステップ!多彩な言葉を駆使して、自己実現を図れるように

社員間のコミュニケーション、取引先とのコミュニケーションが円滑に行えるようになるにはどうすればいいのか、頭を悩ませている方は多いのではないでしょうか。

一人ひとりが気を付けなければならないことがあれば、組織として整えなければならないこともあります。一方で、何かをすればすぐに成果が表れるものでもないため、時間をかけて「コミュニケーションの円滑化」を図っていかなければなりません。

コミュニケーションに関する知識、研究、ノウハウなどは、世の中に多数紹介されています。どれも間違いではないのですが、何から取り組めばいいのか、どのように繋げていけばいいのか、明確に示されていないものも散見されます。

その場しのぎの対応、ケースごとの最適解を学ぶだけでは、その時々の状況に合わせた柔軟な対応はできません。

つまり、コミュニケーション力を高めるには、その力を構成する本質的な要素を理解して、足りない部分を補う必要があります。

■ コミュニケーションを構成する要素

  • 語彙力  言葉の引き出しを増やす、使える言葉を増やす
  • 具体化力  思考や想像を明確にする、解像度を上げる
  • 伝達力  相手に関心を持たせる、アサーティブに伝える

コミュニケーション力を高めたいときに、伝達力を高めたい、と考えるビジネスパーソンが多い印象です。

果たして、伝達力が高まればコミュニケーション力はアップするのでしょうか?

■ コミュニケーションの定義

  • 自分の思いや考えを、相手に伝えること
  • 相手の思いや考えを、自分が理解すること
  • やり取りを通じて、意見交換や情報共有などが行われること

この定義に基づくと、伝える行為よりも前に、自分の思いや考えを正確に言葉に表す必要があります。

言い方を変えれば、言葉のストックである語彙力、思考や想像を言葉にする具体化力を備えていなければ、コミュニケーションが円滑になることはありません。

コミュニケーション力を高める上で取り組まなければならないのは、言葉を知ること、そして、頭の中を具体化する力を鍛えることではないでしょうか。

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言葉に出会い、言葉を貯める!使える言葉を増やす行動を考えて、実践する

言葉のストックは、どうすれば増えるのか?!

絶対的な解として、多くの言葉に出会う機会を作らなければ、言葉のストックを増やすことはできません。

■ 言葉に出会う機会

  • 会話
  • 読書
  • 体験 など

出会った言葉を使えるようになるには、インプットした新しい言葉をすぐにアウトプットするのが効果的です。すぐに会話の中で使う、文字にして書くなど、体験として新しい言葉を習得するようにしましょう。

また、多くの言葉を知っていても、それを適宜適切に使えるようにならなければ、語彙力が高いとは言えません。周囲からは頭でっかちで、いつも同じ単語を使っている人、と評価されてしまいます。

■ 理解語彙

  • 知識として、頭の中にある言葉
  • 何かを体験、見聞きしたときに、改めて理解する

■ 使用語彙

  • 日常のコミュニケーションから使っている言葉
  • 自分が理解した上で、適切なタイミングで使用する

多くの言葉に出会う機会を作り、新しい言葉に出会ったら、失敗を恐れずに使っていくこと。

これが、語彙力を高めるポイントだと思います。

ボンヤリな内容は伝わらない!語彙力を駆使して、言葉の解像度を上げる

自分の頭の中にある思いや考えなどを、相手に伝わるように、分かりやすい言葉で表現する。

具体化力とは、想像を言葉にする力、と言い換えることができます。

正確に表現しなければ、正確に理解されません。自分でも分かっていない、ボンヤリした内容のままでは、自分の伝えたいことと相手が受け取ることにズレが生じてしまうのは必然です。

よって、言葉の解像度を上げていく作業は、コミュニケーションを円滑にする重要なポイントになります。

■ 言葉の解像度が低い

  • 不明瞭
  • 誤解される
  • 論理的でない
  • ストレスを感じる など

■ 言葉の解像度が高い

  • 明瞭
  • 分かりやすい
  • 筋道が通っている
  • 周りに伝えやすい など

実際に具体化を進めていく作業は、さまざまなフレームワークの活用をお薦めします。

一番使い勝手がいいのが、「5W3H」です。事実を洗い出す、具体化するときは、5W3Hを使ってヌケモレなく確認できます。

その後「なぜ?」「たとえば?」の問いを続けることで、思考を深める、思考を広めることができます。結果、思いもよらない具体化ができるかもしれません。

また、具体化するための「思考のものさし(解を導き出す手段)」の活用も有意義です。何も思いつかないとき、思考が停滞しているときに思考のものさしを利用することで、何がしかのアウトプットを導き出すことができるでしょう。

また、数字を多用する、固有名詞を使う、抽象的な言葉を少なくすることで、より解像度を高めることができます。

■ 思考のものさし

  • その対象は誰か?
  • その特徴は何か?
  • その前は、その後は?
  • その長所は、その短所は?
  • その目的、根拠、前提、原因は?

伝えたい内容を整える作業は、コミュニケーションを支える重要なプロセスです。

語彙力アップ、具体化力アップ、どちらも地道な取り組みですが、しっかりと習得できれば、一生もののスキルになります。

コミュニケーション力を高めていく努力は、すべてのビジネスパーソンに必須であると言えるでしょう。

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