インプットの充実が仕事の価値に繋がる!ニーズに応えたアウトプットをタイムリーに提供できるように
【研修ライブ|第7回】
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何事も始まりはインプットからスタート!インプットとアップデートは継続的に
顧客ニーズが多様化した現在において、最適なアウトプットを提供し続けなければ、一企業として生き残ることはできません。言い方を変えれば、世の中の変化に対して、ビジネスパーソン一人ひとりが適宜適切に行動することが求められています。
一企業、一個人の充実した土台があってこそ、最適なアウトプットを創造し提供することができます。それゆえに、その土台を充実させるためには、インプットとアップデートを継続するしか方法はありません。
インプットとは、知識やノウハウの習得はもちろん、成功体験、失敗体験などの経験も重要な要素です。インプットの質と量が多いほど、視野を広く持つことができ、新しく多様化した価値の創造へと繋げることができるでしょう。
■ インプットのポイント
- 収集、整理、共有をしているか?
- アップデートしているか?
- 信頼できる情報源か?
一つのアウトプットを創り出すには、膨大なインプットが必要です。
インプット「10」に対して、アウトプット「1」を創り出すくらいのイメージではないでしょうか。
■ 思考と行動のポイント
- 論理的に考えているか?
- 能動的に行動しているか?
- 周りの協力を得ているか?
- ブラッシュアップしているか?
また、アウトプットを形作るには、柔軟な思考と積極的な行動を実践できるかがポイントになります。
さまざまなインプットを仕事のアウトプットに繋げられているか、現場で活用できる場面を増やしていきましょう。
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価値を創造する3つのアプローチ!得意分野で貢献し、不得意分野はチーム全体でサポートを
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仕事とは、顧客からの要望に適宜適切に、タイムリーに対応することであると定義できます。また、顧客が気付いていない、顧客の利益に繋がる何がしかの新しい価値を提供すること、とも言えるのではないでしょうか。
仕事の前と後で、顧客の何かが変わる。また、仕事の後に顧客からリピート依頼を獲得することができれば、価値を創造し提供することができたと理解して間違いはありません。
価値を創造するアプローチは、3つあります。
■ 創出する
- 無から有を生み出す、ゼロからイチを創り出す、既存の枠を打ち破る
- 発見、発明、奇抜なアイデア、独創的な表現など
■ 増減する
- 要素、機能、サービス、料金などを増やしたり、減らしたりして最適化を図る
- 量、割合、度数、内容の増減、上下、向上や低下など
■ 変形する、変質する
- 変える、組み合わせる、組み立てる、編集するなどで、ニーズに応える
- 外観、規則、中身、心情を変化など
組織や個人によって、アプローチの得手不得手は必ずあります。得意なアプローチでは大いに貢献を、不得意なアプローチでは社内外の関係者を巻き込みながら、協力してアウトプットにしていきましょう。
但し、価値を評価するのはあくまで相手であることを忘れないように。
価値を創造する2つの時間軸!仕事の内容によって、時間の使い方は異なる
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昨今のビジネス環境は、一つの仕事の時間単位、目標管理は短く区切られていく傾向にあります。よりスピーディーに、効率的に仕事に取り組み、結果を出すことが求められているため、時間に追われた毎日を過ごしている方は多いのではないでしょうか。
一方で、長い時間をかけて、忍耐強く取り組まなければならない仕事もあります。特に人材育成に関しては、長期的な時間軸で取り組まなければなりません。
仕事やプロジェクトの内容、ご自身の役割、顧客からの要望を踏まえて、どのような時間軸で価値を創造すべきかを考えられるように。
また、仕事によって評価基準が異なること理解して、どちらに拠った働き方をしたいのかを考えてみましょう。
■ 短い時間で価値を創造するには…
- 処理性
- 効率性
- 短期的なサイクルで、高速で回転させる
■ 長い時間で価値を創造するには…
- 忍耐力
- 先見性
- 長期的な視野を持ち、大きな表現に挑む
価値を創造する5つのパターン!インプット以上のアウトプットが無ければ、評価されない
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企業がアウトプット(商品、サービス)を創り出すには、相応のインプットが必要です。インプットとはヒトモノカネなどの経営資源であり、インプット以上のアウトプットを提供できれば、新しい価値を創造したと評価されるでしょう。
抽象的な言い回しになりますが、仕事の価値とは「アウトプット/インプットが1以上」であることです。それゆえに、仕事の価値を高めるには、インプットとアウトプットの両輪で考えなければなりません。
上記のアウトプットとインプットの関係性から、アウトプットが1以上になるパターンは5つあります。
■ 価値を創造するパターン
- インプットを削減、アウトプットは現状維持
- インプットは現状維持、アウトプットを向上
- インプットを増加(小)、アウトプットを向上(大)
- インプットを削減、アウトプットを向上
- インプットを削減、アウトプットを低下
インプットの削減、アウトプットの向上は、改善活動を通じて取り組むことになります。
改善は仕事の価値を高める手段であり、改善≒コスト削減ではありません。 排除、交換/代替、結合/分離、簡素化の改善活動を通じて、その時々の最適化を図るイメージです。
自社にとって最も取り組みやすいパターンは何かを考えて、実践していきましょう。