【研修Live|第10回】

情報のインプット、アップデートは日常的に!信頼できる情報を入手するルートを作っておく

昔は知っていることが評価された時代でしたが、現在は情報過多の環境になりました。

現在は無料で多くの情報、データにアクセスすることが出来る環境にあるため、何が正しく、何を重視し、何が必要なのか、自分の中で取捨選択することが求められるようになりました。

  • 知っていることよりも、知らないことの方が圧倒的に多い
  • 知らないことが多いよりは、知っていることが多い方がよい

このことを理解した上で、インプットとアップデートは多面的に、継続的に行わなければなりません。

■ 情報とは?!

  • 実績
  • 評価
  • 体験談
  • 出来事
  • 口コミ
  • ノウハウ など

公的機関が公表する情報やデータの信頼性は非常に高く、ほぼすべてを無料で取得することができます。各府省や地方自治体から多種多様な情報が公表されているので、目的に資する内容を適宜確認していきましょう。

代表的なものとして、日本の統計が閲覧できる政府統計ポータルサイト「e-Stat」や、7種類の分析メニューで地域経済に関するビッグデータを地図上やグラフで見える化する「RESAS(地域経済分析システム)」などがあります。

膨大なオープンデータをその場で確認、加工することができるので、とても使い勝手がよいツールです。

■ 政府統計ポータルサイト「e-Stat」

  • 各府省、都道府県が公表しているデータが一つにまとめられているサイト
  • 17分野で742調査のデータ情報(都道府県別のデータは約4500項目、市町村別のデータは約800項目)が入手可能

■ 地域経済分析システム「RESAS」

  • マーケティング(6分析)、観光(4分析)、人口(8分析)、産業構造(4分析)、地域経済循環(5分析)、農林業漁業(7分析)、医療・介護(2分析)に関するデータが掲載
  • 政府統計データのほかに、民間企業から提供されたデータも含む

情報・データから意味を見つけ出す、良し悪しを評価するための4つのアプローチ

知らないことが多いより、知っていることが多い方が良い、ということは感覚的に理解できるのではないでしょうか。しかしながら、情報のストックは何がしかに活用しなければ、その価値を計ること、創り出すことはできません。

情報から意味を見い出す、良し悪しを評価する、相手から目的の言動を引き出すためには、どのように分析して相手に見せるかを考なければなりません。言い方を変えれば、相手にインパクトを与えられるように、目的に合わせて見せ方を変える必要があります。

これらは、主に4つのアプローチで取り組むことになります。

目的や状況に合わせて、適切なアプローチを選択する、組み合わせることで、示唆や課題を把握していきましょう。

■ 大きさを見る

  • 絶対評価 量の大小を、そのもの単体で評価する
  • 相対評価 何かと比べて、大小を評価する
  • 過去、目標、平均、他社など、何と比較するかによって良し悪しの評価は異なる

■ 変化を見る

  • 過去から現在までの変化、現在から未来への変化を評価する
  • 特徴的なパターン、繰り返しのパターン、時期によるトレンドや変局点から意味を見つけ出す
  • どこを起点にするか、どのくらいの期間にするかによって、良し悪しの評価は異なる      

■ 割合を見る

  • 構造、成分、シェアなど、全体に対する位置付け、ポジションを評価する
  • 割合は大きければいいのか、小さければいいのか、評価基準を明確に

■ 分布を見る

  • 2軸を用いて、該当する箇所にプロットして、プロットの特徴を評価する
  • プロット数が多いほど、傾向、特徴、法則性が明らかになる
  • 回帰分析 結果となる数値と要因となる数値の関係性を数式にして、現状の傾向の把握や予測を行う
  • 多変量解析 多種類のデータを総合的に要約し、将来の数値を予測する

尚、相手から目的の言動を引き出すために、グラフの見せ方、期間の取り方にも工夫が必要です。

グラフの場合、傾き(角度)が急であるか緩やかであるかによって、相手に与える印象は異なります。言い方を変えれば、傾きの見せ方によって、相手に与える印象をコントロールすることができます。

インパクトを大きく見せたい時は傾きを急に、インパクトを小さく見せたい時は傾きを緩やかに。他にも、縦軸と横軸を入れ替えたり、2軸のメモリ単位を調整しながら、目的の言動を引き出すためのグラフを作成しましょう。

また、情報やデータを採用する期間をどのくらい取るかによって、出来上がりの数値は異なります。情報を採用する期間によって、導き出される数値をコントロールすることができるのです。

最大値、最小値、平均値、成長率など数値を見せる側は、相手に与える印象、目的の言動を引き出すために有効な期間を考えましょう。

一方で、数値を見る側は、どの程度の期間から導き出されたものか、なぜこの期間を採用したのかを必ず確認するようにしましょう。

グラフの傾き、期間の取り方で、いかようにも印象をコントロールすることが可能です。

見せる側、見る側、ともに注意して情報を扱えるように。

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情報を収集する目的を明確に、5ステップで行動に繋げる

情報やデータを行動に繋げるには、5つのステップで取り組むのが一般的です。

明確な根拠を示して、相手が納得する表現、見せ方ができるようになりましょう。

■ ステップ1:目的を明確にする

  • 将来への示唆を得る これから何かを考える、決めるための材料として
  • 方向性の裏付けを得る すでに決まったことについて、最適か否かの判断、正当性や客観性、安心感を備えるため

■ ステップ2:ヌケモレなく収集する

  • 公的機関、民間企業から、信憑性、正確性、客観性が担保された情報、データを収集する
  • 情報収集のゲートウェイとして、AIを活用する

■ ステップ3:過去から未来まで分析する

  • 定量的、定性的な情報やデータを整理、分析、評価して、意味を見つけ出す
  • SWOT分析、PEST分析、5フォース、3C分析、競争戦略など、既存フレームワークを活用する

■ ステップ4:論理的に導き出す

  • 分析結果から想像を膨らませて、将来への示唆を導き出す
  • 分析結果から、方向性、結論、回答などの信頼性や客観性を確保する、権威付けを行う

■ ステップ5:言動で表現する

  • 示唆を得たら、裏付けを得たら、目的を実現するために行動する
  • 何を動かすか、どこに向くか、流れに乗るか、強みを生かす、弱みを補うか、具体的に表現する

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