内定者研修を通じて、社会人・ビジネスパーソンとしての自覚を持たせる!内定者へのフォローは継続して、楽しさを織り交ぜて
【階層別教育|第6回】
内定者に対するフォローは、継続して、楽しさを織り交ぜて
ここ数年、売り手市場の就職戦線が続いています。学生は何社から内定通知書を獲得できたかを競い、自身が希望する会社から内定を得られるまで就職活動を続けるなど、学生が会社を選べる環境となっています。
一方の会社側は、これまで以上に時間とコストをかけて自社をPRし、学生と接する機会を増やしていくことで、何とか人材を確保できている状況です。各社知恵を絞り、人数の確保を第一優先に活動しているのが実状ではないでしょうか?
内定を出したからといって、内定者全員が必ず入社するとは限りません。前述の通り、時間が許す限り希望する会社にエントリーを続けるのが今のトレンドであるため、内定を出してから入社式までの期間も、継続して何がしかのフォローを行うことが一般的となりました。
内定の通知後、10月の内定式、そして翌年4月の入社式までの約半年間、自社への興味を失わせないこと、仕事に対する意欲を盛り上げていくこと、新社会人としての土台作りをフォローすることができれば、新入社員として受け入れる準備は万全だと思います。
月に一回でも、数か月に一回でも、内定者が一堂に会する機会は働くことへの自覚と覚悟を醸成し、信頼関係の構築に繋がります。
少ない機会を、明るく、楽しく、有意義な時間にできるかどうか、人事部としての腕の見せどころです。
内定者研修の目的は、マインドセット、スキルアップ、コミュニケーションなどさまざま
内定者研修は半日、または一日かけて実施している会社が大半です。マインドセット、スキルアップ、コミュニケーション、ボランティア活動など、その内容や目的はさまざまで、自社で対応するか、研修会社に依頼するか、テーマによって判断しています。
まだ入社前でもあるため、新入社員研修のような「ビジネスマナー」「ビジネススキル」を習得させるまでにはいかなくとも、ビジネスパーソンに必要な主体性、協調性、チャレンジ精神を植え付ける機会にできれば有意義ではないでしょうか。
■ 研修のご相談は、ビズハウスへ
eラーニングや資格の取得を奨励して、一歩先のビジネススキルを習得させる
内定者が集まる機会を複数回作っている会社、および内定者へのフォローを積極的に取り組んでいる会社は、一歩先のビジネススキルを身に付ける機会として、内定者研修を活用しています。
実務で必要な知識やノウハウを早いタイミングで触れさせることで、入社後の働き方をイメージさせることを目的としています。
■ 内定者研修のカリキュラム例
- 社会人へのマインドセット
- ロジカルシンキング
- ビジネス文書の作成
- 会計の基礎知識 など
また、内定者研修以外にも、会社が特定の資格を指定して受験させたり、知識の補完にeラーニングを活用するなど、内定者を飽きさせない取り組みを実施している会社もあります。
同期とのコミュニケーション、働く覚悟を醸成する内定者研修をご提供します
弊社では、社員研修のご相談を受けた場合、原則、依頼主が希望する内容でカリキュラムを設計しています。その際、現状の問題、課題、強み、弱みなどを伺いながら、今必要と思われる内容を別途ご提案しています。
内定者への研修の場合、社会人になることへのマインドセット、コミュニケーション力の醸成、同期との繋がりを構築するためのカリキュラムを積極的に取り入れています。
■ 内定者研修の目的
- ビジネスパーソンとして必要な主体性、協調性、チャレンジ精神を高める
- 社会人になる前に、人としての土台作りと働くことへの自覚と覚悟を醸成する
- 同期とコミュニケーションを図り信頼関係を築く機会として、相互理解を深める
ビズハウスは、会社の成長に貢献する人財の育成を、研修を通じて支援します。
【アーカイブ|階層別教育】
- 1|若手社員 能動的に動く、自立した存在に
- 2|中堅社員 数字を根拠に、論理的に考えて仕事を完遂する
- 3|管理職 役割、責任、権限を理解して、個性を発揮する
- 4|リーダー 自ら先頭に立ち、リスクを受け入れて、未来を切り拓く
- 5|職場環境 階層の壁、組織の壁を取り払い、風通しのよい人間関係の構築を