所長研修事例│カナデビア株式会社様への提供内容と成果をご紹介します
【取組実績|第40回】

カナデビア様への所長研修について、カリキュラムや研修の雰囲気をご紹介します
環境・インフラサービスをグローバルに展開するカナデビア株式会社様へ、所長研修を実施しました。
全国にある営業所のトップを務めている方々を対象に、リーダーシップやマネジメントの定義、コミュニケーションの円滑化、職場環境の整え方などをインプットいただくカリキュラムをご提供しました。
■ 所長研修カリキュラム
- 経営の難しさ
- リーダーシップ&マネジメント
- コミュニケーションの円滑化
- グループワーク│組織マネジメントゲーム
- 職場環境×チーム作り
講師からの一方的な講義にならないよう、グループワークやディスカッションの機会を複数回取り入れました。また、日常業務ではあまり接触が無い方々を同じグループになるよう席次を調整し、所長同士のコミュニケーションを促しました。
組織のトップとしての存在のあり方、所長に求められる働き方について、改めて考える機会になったのではないかと思います。
■ 所長研修の目的
① マネジメントスキルの向上
- マネジメントの考え方と実践方法
- 環境、条件、性格に応じた管理スタイル
- 柔軟な思考と自発的な行動で目指す最適化
② 職場コミュニケーションの円滑化
- 経営者目線、当事者意識の確認
- 礼儀を尊重し、相手に敬意を払う姿勢
- 理解と共感で周囲を巻き込むアプローチ
リーダーと聞いて思い浮かぶ人物は?!理想のリーダー像は、人によってさまざま

理想のリーダーは誰ですか、と問われたときに頭の中に思い浮かぶ方は、人によってさまざまだと思います。現在の業務内容、ビジネス環境、タイミングなどによって、その時々の理想のリーダーは変化していくのが一般的ではないでしょうか。
人が集まる場において、リーダーは必要不可欠な存在です。導く者、導かれる者の存在は人の集団に起こる必然の構図であり、リーダーによるリーダーシップの取り方が事の成否を握るといっても過言ではありません。
■ リーダーに求められる雰囲気
- 品格
- 真摯
- 協調性
- チャレンジ精神
- オープンマインド など
リーダーのマインドや雰囲気は、組織全体に反映されます。
それゆえに、品行方正に、何事にも前向きに挑戦するリーダーであることが望まれています。

■ リーダーに求められる行動
- 始める
- 止める
- 育てる
- 判断する
- 謝罪する など
リーダーは先に見せる、先に与える立場であって、見返りを求めてはなりません。ギブの連続と継続が、相手からの一つのテイクに繋がるイメージです。
リーダーの在るべき姿に、絶対的な定義はありません。しかしながら、自分が部下や後輩のときに、上司や先輩に対して思っていた理想のリーダーになれているか、改めて自分自身に問い掛けてみましょう。
常日頃から社内外のステークホルダーに見られている、評価されていることを忘れずに。
マネジメントを通じて、いい感じに物事をコントロールする

マネジメントとは何がしかを厳格に管理すること、と理解されている方が多い印象です。そのため、マネジメントという言葉に良い印象を持たれていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
人それぞれ、マネジメントの理想像や取り組み方はあると思いますが、ビズハウスでは以下の定義でマネジメントを紹介しています。
- 物事をいい感じにすること
- 物事をいい塩梅にコントロールすること
マネジメントとは物事を管理することではなく、最適化を続けること、適宜適切に対処することが本質です。
マネジメントの対象は多数あり、毎日の努力を要する、継続が求められる取り組みであると言えます。
■ マネジメントの対象
- 時間 仕事の優先順位を見える化して、時間を最大限に活用する
- 感情 心のコンディションを整えて、仕事の質、モチベーションの向上に繋げる
- 情報 自分の体験、現場の観察から、価値の高い情報を自分の足で探し出す
- 仕事 仕事は過剰になり、肥大化して、滞留するため、常に最適な作業フローを意識する
- 期待値 相手に期待させ過ぎず、他者に期待し過ぎず、現実的な期待にコントロールする
- 関係性 相手の気持ちを思いやり、情緒的な対応も必要不可欠
現場を差配するマネージャーとして、全体最適に資する判断と行動ができるように。
その場しのぎ、個別最適にならないように、目標達成に向けて物事の全体最適化を習慣にしていきましょう。
■ 研修のご相談は、ビズハウスへ
クライアント情報│カナデビア株式会社様

カナデビア株式会社
- 創業 1881年4月(設立 1934年5月)
- 本社 大阪市住之江区南港北1丁目7番89号
- 事業 環境装置、プラント、機械装置、インフラ設備等の設計、製作、据付、販売、修理、保守、保全及び運営
- URL ホームページを見る
2024年10月に日立造船株式会社から商号変更したカナデビア株式会社は、親会社を中心に163社で構成されています。環境インフラ、脱炭素化に関する商材を提供する一大グループとして、グローバルに展開している企業です。
ごみ焼却発電施設、海水淡水化プラント、汚泥再生処理プラントなど、地球温暖化対策や再生可能エネルギーを含むエネルギーと資源の有効活用のために、最先端分野の開発に挑戦してきました。
2050年に目指す姿、環境負荷のゼロと人々の幸福の最大化を「サステナブルビジョン」として掲げるなど、脱炭素化、資源循環、安全で豊かな街づくりのトップランナーとして活動する注目の企業です。