カナデビア環境サービス株式会社様へ、所長研修を実施しました
【取組実績|第36回】
カナデビア環境サービス様への所長研修について、カリキュラムの内容や研修の雰囲気をご紹介します
組織マネジメント研修、部門長研修をご提供してきましたカナデビア環境サービス株式会社様へ、全国の支所のトップを務める所長のみなさまを対象に、2日間の所長研修を実施しました。
今回は受講対象者が80名強と多数となったため、4組に分けて、本社開催、西日本開催の計4回の実施となりました。
期待役割の理解、指示待ちからの脱却、創造的思考と能動的行動の促進などを研修テーマに設定。インプットとアウトプットの両輪で、マインドセットとスキルアップを図るカリキュラムをご提供しました。
■ 所長研修カリキュラム
一日目
- 経営の難しさ
- 思考力、地頭力を鍛える
- 部門長からのメッセージ
- 伝達力、巻き込む力を鍛える
- 職場環境の充実を図る
二日目
- 行動力、修正力を鍛える
- 情報やデータの活用
- プラスワンの思考と行動(グループワーク)
- 職場環境の充実を図る(発表)
思考、伝達、行動に関するポイントを段階的に習得するカリキュラムに。また、研修のアウトプットとして、ご自身が管轄する支所の職場づくり、将来像について発表いただきました。
新しい知見のインプットのほか、これまで所長が一堂に会する機会は少なかったため、横の繋がりを構築する場にもなったと思います。
■ 研修のご相談は、ビズハウスへ
企業経営は難しい!環境の変化に対して、どのように対応するかを考える機会に
自社を取り巻く環境は、大きく変化しています。経済、社会、文化などの変化に気付き、お客様に喜ばれる商品やサービスを提供し続けなければ、一企業として経営を続けていくことはできません。
ビジネスパーソンも同様で、現状を踏まえてどのようなキャリアをデザインするのか。各自で考えて行動しなければ、自身の存在価値を創り出すことはできないと考えなければなりません。
企業であれ、個人であれ、まずは世の中の動きを積極的に把握しなければ、次の行動へと繋げることはできません。
せっかくの目標を絵に描いた餅で終わらせないように、着実に歩みを進めていく必要があります。
■ 情報収集のアンテナは高く、広範囲に
- 公的機関から民間企業まで、情報収集先は多岐に
- 情報の質と量、正確性、権威性に留意する
- 情報は6W3Hで整理して、ストックする
身の回りの変化は、自社にとってプラスに作用するのか、それともマイナスに作用するのか。
変化が追い風であれば、その風に乗る、便乗する、活用する行動へ注力しましょう。その際は、前向きな目標設定を行い、実際に行動して果実を獲得する実行力が問われます。
変化が逆風であれば、逆風に立ち向かうか、逆風が収まるまで耐えるか、逆風を受け流すか、損失を少しでも回避できるよう、臨機応変な対応が求められます。
変化には変化で対応しなければ、成功、成長には繋がりません。変化を恐れず、何をすべきかを考えられるように。
柔軟なマインドを備えたビジネスパーソンが、より評価される環境になりました。
部門長から所長へ、目指す将来の共有、受講者への期待をメッセージに
本研修では、過去に実施した部門長研修の受講者から4名を選抜し、所長のみなさまへメッセージをいただく時間を設けました。
時間は1時間半程度、部門長からメッセージをいただいた後に、会社の現状や将来像についてディスカッションを行いました。
■ 所長へのメッセージ
- 自社の現状について
- 将来の目標、展望について
- 会社全体の今後の取り組みについて
- 所長への期待 など
職場から離れた環境で、お互いの相互理解を深める機会に。また、会社全体の一体感を醸成できるように。
これまでの研修と繋がりを持たせる意味でも、有意義な取り組みであったと思います。
今回の本研修では、各受講者のアウトプットとして、職場づくりシートの作成に取り組んでいただきました。
現場が抱える問題や課題をどのように解決し、理想の職場を築いていくか。それぞれの想いが言葉に表れていたと思います。
■ 職場づくりシート
- 職場ビジョン|自ら率いる組織の将来像、理想とする職場環境を言葉で表す
- 経営資源の活用方法|職場ビジョンを実現するための有効な経営資源の使い方
- メンバーの役割と行動|職場ビジョンを実現するために、ご自身を含むメンバーの役割や行動
発表の際には、スピードや抑揚の付け方、ジェスチャーの取り方など、プレゼンテーションのノウハウを実践いただきました。
充実した職場づくりシートをもとに、徐々に上手な発表になっていったと思います。
クライアント情報
カナデビア環境サービス株式会社
カナデビア株式会社(旧日立造船株式会社)の100%子会社であるカナデビア環境サービス株式会社は、親会社と時期を同じく、2024年10月に社名変更(旧Hitz環境サービス株式会社)を行いました。
同社は全国の廃棄物処理施設、リサイクル施設、廃棄物発電施設を拠点に、運転管理、定期整備、発電や清掃業務などを主業務として活動しています。環境関連プラントに関する実績は国内随一を誇っており、カナデビアグループの一角として業容拡大を続けています。
脱炭素社会、循環型社会、CO2のゼロミッション化の実現など環境への関心が高まる中で、信頼と実績を兼ね備えた、環境施設運営のプロフェッショナルとして先頭を走る注目の企業です。