M&Aは万能ではない!M&Aの全体像と取り組む際の心構え

M&A 第1回
- さまざまな業種、業界でM&Aが活発に
- 成功率は50%?!M&Aは必ず成功する訳ではない
- 経営資源を大胆に投入して、最大限の効果を得る

■ M&A ARCHIVE
- プロセス、ポイント、活用法を押さえて、目標達成のための手段としてM&Aを活用する
- M&Aには直観と情報が必要!ファーストインプレッションと投資基準を明確に
- M&Aを成功に導く2つのポイント!数字をもとに慎重に判断して、経営資源を大胆に投入する
1.さまざまな業種、業界でM&Aが活発に
成長戦略を具体化する手段として、目標達成を実現するための手段として、M&Aは重要な選択肢の一つとなりました。
ゼロから自社で取り組むより、M&Aですでにでき上がっている会社(または、事業)を買収した方が有意義であるとの考えから、大企業に限らず、中小企業、中堅企業においても、M&Aに取り組むケースが増えてきています。

■ M&Aの目的
- 既商品、既サービスの補完
- 新しい分野への進出の足掛かり
- バリューチェーンの拡充 など
今現在、M&Aを検討している、M&Aを進めている企業は多いのではないでしょうか?
2.成功率は50%?!M&Aは必ず成功する訳ではない
一方で、環境や市況の変化に伴い、買収後に課題が表面化するケースが多いのも事実です。
- 想定していた利益が得られない
- 期待していたシナジー効果が得られない
- 業務の重複による非効率化が顕在する など
「M&Aは成功したか、失敗したか?」の問いに対して、半分以上の企業が「想定の利益は得られなかった」と回答したデータがあります。M&Aに取り組めば必ずしもメリットばかり享受できる訳ではない、ということも、肝に銘じておく必要があります。

3.経営資源を大胆に投入して、最大限の効果を得る
攻めの経営を実現するためには、M&Aを活用して成功に導くためには何が必要なのか。原理、原則だけではなく、これまでの経験と現場に近い視点で、複数回にわたって投稿していきたいと思います。
後から後悔しないM&Aを実現するために、ぜひご参考下さい。
■ M&Aに関する記事の投稿予定
- 企業戦略の中のM&Aについて
- M&Aアドバイザーについて
- プロセスについて
- 投資判断、撤退判断について
- M&A実施後の100日プランについて


Please follow and like us: