【新入社員研修講評|2025年度】

2025年度も多数の新社会人のみなさまへ、新入社員研修を実施しました

2025年度も多数の新入社員研修のご依頼をいただき、4月中旬まで連日の登壇となりました。4月の慌しさは毎年恒例ですが、今年度も滞りなく無事に終えることができました。

受講者が集中して研修に臨むのは勿論のこと、各企業の事務局の皆様のサポートがあったからこその円滑な開催であったと思います。どの企業においても、温かい目で新入社員の方々を見守っているのがよく伝わり、とても印象に残りました。

以下、研修講師から見た今年度の新入社員の印象、研修後の感想などを書いていきたいと思います。

尚、本稿はあくまで当方の一私見であり、自社の新入社員との違いを感じることはあるかと思います。来年度の新入社員の採用、ならびに新入社員研修をご検討の際には、以下を一つの材料としてご活用ください。

■ 研修のご相談は、ビズハウスへ

講師への質問、同期とのコミュニケーションは活発!新社会人としての溌剌さが前面に出ていました

今年度の新入社員の方々から受けた一番の印象は「元気」でした。各企業の採用基準、各自の性格にもよりますが、過去数年間の新入社員研修で感じたことが無いほど、心身の元気さを感じる機会が多かった印象です。

コロナ禍は、すでに過去の話になりました。学生生活最後の数年間を存分に満喫し、万全な準備で4月を迎えた方々の視線や姿勢は、やる気に満ち溢れているように感じました。

■ 今年度の新入社員の特徴&印象

  • 自分からコミュニケーションを取りにいく
  • 分からないことがあれば、恥ずかしがらずに質問できる
  • 重要、大切と伝えた内容は素直に受け止めて、インプットする姿勢が備わっている

研修講師としても、伝えたことが伝わっている、理解されていることが、彼ら彼女らからの表情を通じてよく分かりました。そのため、研修のメリハリや強弱がつけやすく、必要な内容をヌケモレなく、しっかりとご提供できたのではないかと思います。

これらを踏まえて、今年度の新入社員研修で伝えたメッセージは以下になります。

研修期間が終了し現場に配属された際に、スタートダッシュができるように。健康を維持して、インプットは欠かさず行うことを特に強調してお伝えしました。

■ 新入社員研修で伝えたメッセージ

  • ビジネスマナー、社内の規則やルール、業務のスキルやノウハウを順番に、確実に習得すること
  • 知りたいこと、分からないことがあれば自分からコミュニケーションを取り、確認すること
  • 配属された部署、担当する業務で必要な資格や知識は、自分から学びインプットすること

数字への苦手意識の払拭は早めに!会計研修を新入社員研修のメニューに取り入れる効果とメリット

学生時代に会計を学んだ方々は少数にある状況において、働き始めたら数字の渦に巻き込まれ、苦手意識が醸成されてしまうケースを耳にします。しかしながら、営利企業で働くビジネスパーソンは、どのような業務でも、利益を意識して行動しなければなりません。

当社では、苦手意識が形成される前に、数字に対する興味や好奇心を植え付けておくことをお薦めしています。いずれ必要とされる知見であれば、早めのインプットが効果的です。

■ 新入社員研修に会計研修を導入するメリット

  • 定量的思考の土台となる考え方のインプット
  • 企業経営は利益を出すことが目標であり、最重要であることの理解
  • 社会人になっても勉強を続けていかなければならないことの自覚

企業活動やお金の流れの全体像、貸借対照表や損益計算書の見方など、まずは会計研修の初級編でOK。その後、必要に応じて、会計スキルをブラッシュアップできれば尚良しです。

楽しく学ぶ、自ら学ぶ、という促し方で新入社員の成長をサポートしていきましょう。

【アーカイブ|新入社員研修講評】

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