ビズハウスの損益分岐点研修をご紹介!

factoria様へ、損益分岐点マネジメント研修を実施しました

JR西荻窪駅南口から徒歩1分にある「factoria」は、経営者やビジネスパーソンを対象に展開しているコワーキングスペースです。

これまでfactoria会員の方々へ会計研修、財務分析研修をご提供してきましたが、今回は3テーマ目となる損益分岐点マネジメント研修を実施しました。より実践的な内容となるよう、ケーススタディ、ディスカッションを多く取り入れたカリキュラムを設計しました。

■ 損益分岐点マネジメント研修カリキュラム

  1. 財務三表の振り返り
  2. 採算を見る眼を養う
  3. 戦略の方向性を導き出す

前半は固定費、変動費、限界利益、損益分岐点売上高などの定義、計算方法のインプット。後半はケーススタディを通じて、実務における損益分岐点の使い方をリスキリングする時間としました。

■ ケーススタディ

  • 不動産リーシング|取引先の与信を判断する
  • 組織マネジメント|事業撤退の要否を判断する

「もし自社だったら、どのように対処するか?」

環境や条件を所与として自由に想像を働かせる場となり、今後の経営や働き方を考えるきっかけになったのではないかと思います。

損益分岐点の計算は、コストを固定費と変動費に分類することからスタート

損益分岐点売上高と聞くと、専門的で難しく、取っつきにくいと思われている方は多いのではないでしょうか。解答を導き出すにはいくつかのステップを通らなければなりませんが、一つひとつの作業と計算は、それほど難しいものではありません。

それ故に、組織を束ねるリーダーは、損益分岐点の知識とノウハウを理解できれば、さまざまな場面でご活用いただけると思います。

■ 損益分岐点売上高を導き出す

  1. コストを固定費と変動費に分類する
  2. 売上高と変動費を用いて、限界利益を計算する
  3. 売上高、固定費、変動費率(または限界利益率)を用いて、損益分岐点売上高を計算する
損益分岐点でビジネスを紐解く

まずは、さまざまなコストを固定費か変動費かに一つひとつ分類することからスタートです。この作業は、固変分解と呼ばれています。

固定費とは、毎月、毎年、売上の増減に関係なく、定期的に負担するコストです。人件費、地代家賃、水道光熱費、通信費、火災保険料などが、固定費の括りに入ります。

変動費とは、モノやサービスを提供するために負担する、言い換えれば、売上を計上するためにかかるコストです。材料費、販売手数料、見本品費などが、変動費の括りに入ります。

これらのコストは売上原価、販売費及び一般管理費の内訳に計上されているため、一度すべてのコストを紐解いて、固定費か変動費かを判断していく作業になります。

固定費以上の限界利益がなければ、利益は生まれない

固定費以上の限界利益を!

次に、売上高と変動費を用いて、限界利益を計算しましょう。

限界利益は利益の一種ではありますが、損益計算書には掲載されていません。損益分岐点を導き出す過程で算出される「利益」で、組織マネジメントや収支を管理する際に活用することができます。

限界利益とは、まさに読んで字のごとく、一年間に計上することができる利益の限界額を表しています。

世界中のどの企業であっても、限界利益の金額以上の利益は、絶対に計上することができません。限界利益の計算式、売上高と変動費の関係性を見れば、その理由は一目瞭然です。

■ 限界利益の計算式

限界利益=売上高-変動費

変動費とは、「売上を計上するためにかかるコスト」であり、「売上を計上するには必ず負担しなければならないコスト」です。そのため、売上高から変動費を控除した残りの金額以上の利益を計上することは、絶対に不可能なのです。

最終的に手元に残る利益は、ここで計算した限界利益から固定費を控除することで求められます。

固定費以上の限界利益がなければ利益は生まれないとは、このような関係性から成り立っています。

損益分岐点売上高とは、黒字と赤字の境界となる売上高

損益分岐点売上高とは、黒字と赤字の境界となる売上高のことを表します。

元となる式は「売上高-費用=0」で、固定費、変動費、限界利益が分かれば、損益分岐点売上高を導き出すことができます。

■ 損益分岐点売上高の計算式

  • 損益分岐点売上高=固定費/(1-変動費率)
  • 損益分岐点売上高=固定費/限界利益率

損益分岐点売上高が計算できたら、実際の売上高と比較してみましょう。現状を定量的に把握し、将来の取り組みを論理的に組み立てていくことができるでしょう。

損益分岐点から、将来の取り組みを考える

本研修では、決算書のサンプルをもとに、損益分岐点売上高の計算、今後の施策についてブレインストーミングを行いました。定量的な裏付けをもとに、何をすべきか、どこに向かうか、アタマを柔らかくしてさまざまなアイデアや発想が出てきました。

  • 利益が出やすいビジネスモデルか?
  • 売上アップ、固定費カット、変動費カット、何をすべきか?

自ら選択したものを正解にするために、日常業務や会社経営に、ぜひ損益分岐点を役立てていただきたいと思います。

クライアント情報

コワーキングスペース factoria

  • 運営会社  株式会社HAM
  • 場所  東京都杉並区西荻北2-3-9 コメットビル6階
  • URL  ホームページを見る

factoriaは、factor(作る人、行う人)が集う場、という意味で名付けられました。経営者、コンサルタント、フリーランスなど、さまざまな業種や属性の方々が会員として登録されています。

年齢層は30代から60代までと幅広く、情報共有や仕事の紹介など、切磋琢磨し合える関係性にあるのがfactoriaの特徴です。

人と繋がりたい、人との繋がりを大切にしたい方には大変有意義な、注目のコワーキングスペースです。

■ 企業研修のご相談は、ビズハウスへ

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