【取組実績|第14回】

新入社員研修の内容、受講者からいただいた感想をご紹介します

毎年4月上旬から中旬にかけて実施する岩崎通信機株式会社様の新入社員研修は、本年度で4回目のご依頼となりました。

学生から社会人へのマインドセット、ビジネスマナーの習得、社会人1年目のキャリアビルディングなど、今回も複数日をかけて実施し、新社会人、新ビジネスパーソンとしての第一歩をサポートしました。

尚、今回も感染予防対策を徹底し、すべての日程を対面形式で実施することができました。グループワークやディスカッションの機会を多く取り入れたことで、同期との繋がりや円滑なコミュニケーションを実感いただけたのではないかと思います。

新入社員研修は、ビジネスパーソンの第一歩!

同社の新入社員研修では、会計の基礎知識を身に付けてもらうために、会計研修を取り入れています。数字に対する抵抗感を和らげて、売上や利益をイメージできる人材を育成するべく、決算書の見方と活用方法をご提供しています。

一回の研修ですべての内容を理解するのは、なかなか難しかったと思います。それでも「確認テスト」では、会計用語から計算問題まで、全員が及第点を獲得することができました。

研修に集中して一生懸命に取り組む姿、仲間と教え合う姿は、とても印象に残っています。

■ 新入社員研修カリキュラム

一日目

  1. 社会人、ビジネスパーソンへのマインドセット
  2. 仕事に取り組む姿勢と心構え
  3. ビジネスコミュニケーションの基礎力向上
  4. 職場のルール、マナー、エチケット

二日目(会計)

  1. 企業活動と財務諸表の関係性
  2. 損益計算書、貸借対照表の基本構造
  3. 自社の決算書を読み解く
  4. 確認テスト

三日目

  1. 正しく美しいビジネス単語、ビジネス会話
  2. 電話応対、来客対応、顧客訪問のマナー
  3. 社会人1年目のキャリアビルディング

※当社は対面形式からオンライン形式への変更など、ご要望に応じて柔軟に対応しています

会社への帰属意識、同期との繋がりは、時間をかけて向き合った分だけ形成される

時間をかけて、信頼関係の構築する

同社では、入社する以前から各新入社員に対してきめ細かなフォローを行っていたこともあり、新入社員研修の初日から、同期との人間関係や会社に対する信頼感、帰属意識は十分に醸成されていると感じました。

時間をかけた分、対面で向き合った分だけ、理解し合える関係性に発展させることができる、と言えるのではないでしょうか。

講師の経験則として、受講生同士の関係性ができていると、おのずと研修への集中力が増してきます。また、グループディスカッションや講師との質疑応答も大いに盛り上がり、結果、有意義なインプットの機会へと繋げることができます。

今回の研修は事前に良好な人間関係が構築されていたこともあり、全員が集中力を保ち、積極的に取り組まれていたと思います。

■ 研修への集中度チェック

  • 頷きがあるか?
  • 挙手があるか?
  • 笑顔があるか?
  • 講師を見ているか?
  • 姿勢を崩していないか?
  • グループディスカッションの盛り上がり など

また、今回は研修時間内(休憩時間含む、研修開始から終了まで)のスマートフォンの利用を制限する取り組みを行いました。

初めての試みでしたが、同期との会話を楽しんだり、研修で分からなかった内容を確認し合ったりするなど、コミュニケーションの活性化に繋がる効果的な取り組みであったと思います。

日中に仕事のやり取りがある他の階層の研修では、「研修時間内のスマートフォン禁止」は難しいと思います。但し、こと新入社員研修に関しては、その効果から今後も続けた方が有意義であると感じています。

新入社員研修に取り組まれている企業、新入社員同士の繋がりを持たせたい際には、この取り組みをお薦めします。

SNS、WEB会議ツールの使い方、注意事項の確認を念入りに

クラウド、SNSのビジネス活用は必須!

Facebook、Twitter、LINE、Slack、Salesforceなど、業務効率化や情報発信、データ共有にSNSやクラウドサービスをビジネスで活用することは一般的になりました。また、コロナ禍をきっかけに、WEB会議ツールがビジネスインフラとしてすっかり定着しました。

■ WEB会議・SNSツール

  • Zoom
  • Skype
  • Google Meet
  • Microsoft Teams
  • Slack
  • Chatwork など

いずれも気軽に、低コストで使える便利なツールとして、今後も活用する場面は増えてくると思います。

その一方で、公私混同や情報漏洩のリスクは高まっており、使い方には十分な注意が必要です。

■ 利用する際の注意事

  • 会社がルールに従って、指定されたツールを利用する
  • プライベートと仕事のアカウントは別にする
  • 機密情報、社外情報、書類のやり取りしない

特に、若い年代ほどSNSやWEB会議ツールを使い慣れているからこそ、「普段と同じ感覚」で利用することが無いように。

ビズハウスの新入社員研修では、これらの活用方法や注意点について、詳しくご紹介しています。

■ 研修のご相談は、ビズハウスへ

クライアント情報

岩崎通信機 株式会社

  • 設立  1938年8月
  • 本社  東京都杉並区久我山1丁目7番41号
  • 事業  情報通信、印刷システム、電子計測分野における機器の開発、製造、販売及びサービスの提供
  • URL  ホームページを見る
  • 証券コード  6704

「あらゆる人やモノを繋ぐコミュニケーションで、生きがい溢れる社会創りに貢献する」をミッションとして、情報通信事業、印刷システム事業、電子計測事業を柱とする次代の情報通信ビジネスを牽引するメーカーとして活動しています。

2022年度から2025年度にかけての新中期経営計画「REBORN」を策定し、M&Aによる買収や新領域の開発、固定費の削減など、攻めと守りの両面の取り組みで成長戦略を推進しています。

また、ESG経営にも注力しており、再生可能エネルギーの導入拡大、ワークライフバランスの向上、監査等委員会設置会社へ移行など、環境、社会、ガバナンスそれぞれにおいて多様な取り組みを行っています。

設立から80年以上の歴史と最先端の電子計測技術、情報通信技術をベースに、世の中に新しい価値を提供する注目の企業です。

【アーカイブ|取組実績】

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