研修は人への投資!人材を人財へ

人への投資 第1回

  1. 会社の成長必要なドライバーは、これまでも、これからも、人であり続ける
  2. 人の成長が、会社の成長に貢献する
  3. いつでも、どこでも、年齢を重ねても、インプットは継続する
  4. 知識・技能・態度の向上はOJTで、足りない要素をOFF-JTと自己啓発で補う
  5. 業績の向上、退職率の低下、雰囲気の改善など、研修の効果は徐々に表れる

■ 人への投資 ARCHIVE

1.会社の成長に必要なドライバーは、これまでも、これからも、人であり続ける

少子高齢化の進行に伴い、新卒採用はかつてないほどの売り手市場(学生側に有利な状況)になっています。

ここ数年、新卒採用のルール、スケジュールが頻繁に改定され、その都度会社も学生も振り回されていますが、会社側は欲しい人材の確保(ならびに人数の確保)に向けて、まさに「お客様対応」でしのぎを削っている状況です。

また、中途採用市場も活況を呈しています。一昔前の「転職≒前の会社で上手くいかなかった人、失敗した人」というイメージは完全に払拭され、自分のキャリアをより有意義にするための手段として活用されています。

会社側もこれまでの実績、スペックが分かり、即戦力として得られるメリット、デメリットを考慮して採用を判断できるため、積極的に中途採用を進める会社が増えてきました。

自動化、AIの発達、RPAの導入など、人に代わって仕事をこなすロボットやインフラが新しく開発されたことで、人の働き方は今まさに大きく変化しています。しかしながら、人が必要無くなるという事態には陥っていません。

目的、目標、計画、定義、問題、指標、ルールなどを考える行為は、人にしかできません。最後は人で勝負が決する、という構図はこれからも変わらないでしょう。

2.人の成長が、会社の成長に貢献する

会社が持つ経営資源は、7つの言葉で表現されています。

■ 7つの経営資源

  • ヒト
  • モノ
  • カネ
  • 情報
  • 時間
  • 知的財産
  • 意欲

会社、経営者、従業員は、限りある経営資源を適切に配賦し、効率よく活用して、最大限のリターンを得ることが求められます。会社の規模が大きくなればなるほど、ステークホルダーからの要求レベルは高いものとなるでしょう。

経営資源を配賦する、活用するとは、どちらも人が頭を働かせて、体を動かす行為です。

「最後は人で勝負が決する」とはまさにこのことで、人以外の経営資源を潤沢に保有していたとしても、それを上手に配賦し活用できなければ、会社として成長することはありません。

変化を敏感に察知しているか、最新情報をインプットしているか、考える行為を怠っていないか、改めて自分に問うてみましょう。自分が動かなければ成長は無く、自分が成長しなければ会社の成長は無いことを、改めて認識する必要があります。

3.いつでも、どこでも、年齢を重ねても、インプットは継続する

組織の中で責任を伴うポジションになると、四方八方からさまざまな要求が飛んできます。限られた時間、資源をどこにどれだけ注ぐべきか、どうしたら価値あるアウトプットを作り出せるか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

■ 価値のあるアウトプットの出し方

  • 革新する  新しい何かを生み出す ※イノベーション
  • 改善する  日々の業務をより良くする
  • 育成する  部下、後輩を一人前に育て上げる

ここでのポイントは、価値あるアウトプットは、インプット無しには作り出せない、ということです。

土台が無ければ、骨組みを構築することはできません。多くの引き出しを持っていなければ、変化や時々のニーズに対応することはできません。どれだけ広く堅固な「土台」を持っているか、どれだけ多種、多様な「引き出し」を持っているか、これが人の価値を決める重要な要素となります。

「土台」と「引き出し」を作るには、インプットの継続は必須です。年齢、階層、業種、業態に関係なく、幅広い知見を持つことで、初めて価値あるアウトプットを創り出すことができるようになります。

アウトプットばかりを求めるのではなく、インプットを促し続けるアプローチの方が、実は効果が表れるのではないでしょうか?

4.知識・技能・態度の向上はOJTで、足りない要素をOFF-JTと自己啓発で補う

人材育成は、OJT、OFF-JT、自己啓発の3つを組み合わせて行います。代表格はOJTで、人材育成の約90%はOJTを通じて行われるのが一般的です。仕事を共にしながら、知識、技能、態度を向上させます。

OJTではカバーできない部分については、OFF-JT、自己啓発を通じて補完していくという建て付けになります。

昨今、OFF-JT(研修)を活用して人材育成を進めたいと考える企業が多くなってきました。OJTだけでは限界があり(教える側の意識によって、濃淡が生まれてしまうため)、自己啓発は仕事に繋がらない知見の積み上げで終わってしまうことがその理由です。

会社が業務時間内にインプットの機会を提供する。人の成長が会社の成長に寄与することを実感している会社ほど、人への投資として「研修」に力を入れている印象です。

5.業績の向上、退職率の低下、雰囲気の改善など、研修の効果は徐々に表れる

研修は、同じテーマを学び、同じ時間を共有する場です。また、日常業務では得られない多くの気付きを得られる場でもあります。

テーマに応じて知識、スキルを積み上げていくことが研修の重要な目的ではありますが、ビジョンの共有、自身のマインドセット、参加者とのネットワークなど、研修ならではの効果も期待できます。

研修で得たものを経営に生かす、現場に落とし込む、実務で展開する。この積み重ねが、会社全体の成長、拡大へと繋がります。

研修の効果をすぐに求めず、中・長期的な取り組みとして、根気強く続けていくことが大切です。

   

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