心理的安全性研修 – カナデビア環境サービス株式会社様への実施事例をご紹介します
【取組実績|第59回】

心理的安全性研修のカリキュラム、研修の雰囲気などをご紹介します
組織マネジメント研修、部門長研修、所長研修とご提供してきましたカナデビア環境サービス株式会社様へ、各拠点を率いる立場の方々を対象に、心理的安全性研修を実施しました。
- 部下や後輩から意見を引き出し、安心して発言できる職場環境を整えるために
- 成長の支援、公平な評価を通じて従業員の定着率を高めるために
人との関わり方、コミュニケーションの在り方について重点的に解説しました。
■ 心理的安全性研修 目的
- 心理的安全性の実感 安心して意見や提案できる組織文化が根付くように
- 部門間の連携強化 情報共有、協力関係の促進により、組織全体が活性化するように
- 離職率の改善 離職原因の理解と改善で、人材定着率が向上するように
■ 心理的安全性研修 カリキュラム
- 心理的安全性を高める
- 人材定着に取り組む
- グループワーク|心理的安全性を体験する
- アンガーマネージメントを実践する
- ディスカッション|心理的安全性を職場に広める

最近トレンドとなっている「心理的安全性」をいち早く取り入れた本研修は、100名近い方々を4組に分けて受講いただきました。
ご自身の職場で「心理的安全性を広める役割」を担うべく、日常の言動に関する大事なポイントを習得いただけたと思います。
また、知識やノウハウのインプットは勿論のこと、日常業務ではあまり関わりを持たない方々との交流、関係の構築も、研修の成果として実感いただけたと思います。
今回の研修が、働きやすい職場、働きがいを感じられる職場を実現するための礎となることを願っています。
■ 研修のご相談は、ビズハウスへ
心理的安全性が高い職場とは?!率直に言うべきことを言い合える、厳しい組織を目指す

心理的安全性とは、誰もが気兼ねなく自分の意見を発言でき、話し合えるという確信を皆で共有している状態を表しています。「Psychological Safety」の日本語訳で、アメリカのハーバード大学にてエイミー・C・エドモンドソンが提唱した概念です。
心理的安全性は、Googleによる「プロジェクト・アリストテレス」によって、広く世の中に知れ渡ることになりました。
プロジェクト・アリストテレスとは、生産性の高いチームを作る方法を見つけることを目的に調査したものです。2012年から4年間かけて行われ、2015年に「成功する組織を作る5つの因子」「成果を出し続ける組織の共通点」を公開しました。
その中で、5つの因子のうち、心理的安全性の重要度が他の4因子と比べて群を抜くと結論付けました。
言い方を変えれば、心理的安全性が高く無ければ、生産性やパフォーマンスを高めることはできない、ということです。
■ 成功する組織を作る因子
- 意義 全員が、自分にとってこの仕事は意味がある、と実感している
- 効果 全員が、この仕事は良い変化を生むものだ、と確信している
- 構造 目標、役割、実行計画が明確になっている
- 信頼性 自分が仕事している間に、他のメンバーも質の高い仕事を時間内に仕上げてくれる
- 心理的安全性 誰もが安心してリスクを冒し、意見を述べ、弱い部分もさらけ出せる
■ 成果を出し続ける組織の共通点
- 他者へお心遣いや同情、あるいは配慮や共感があること
- チームの生産性やパフォーマンスを高める最大の要因は心理的安全性
尚、心理的安全性が高い状態とは、単に何でも発言できる環境ではありません。また、心地よい環境を作る、アットホームで気楽な環境を作ることでもありません。
「心理的安全性が高い」とは、素直に意見を伝えても対人関係が悪くなる心配をしなくていい、という信念が共有されている状態であり、建設的な対立をいとわず、率直に発言できる環境が整っている状況を表します。
率直に言うべきことを言い合える厳しい組織、とも言い換えることができるのではないでしょうか。
発言への恐れを払拭!心理的安全性がもたらす効果、メリットを享受する

ミーティングで発言する、上司に提案するのは、非常に勇気がいるものです。「何でも発言OK」であったとしても、発言するリスクや不安を感じてしまう限り、積極的な発言を引き出すことはできません。
言い方を変えれば、発言への恐れを払拭しない限り、発言は少なく、心理的安全性は低い状態のままとなってしまいます。
人はなぜ発言に恐れを感じてしまうのか、大きく4つの不安を抱えてしまうからだと言われています。
発言者や提案者が不利益を被らないように、不安を払拭するためには、何がしかのフォローやサポートを講じなければなりません。
■ 発言への不安
- 無知だと思われる不安 職場で疑問、懸念を発言、質問する場合、無知だと思われるリスクに
- 無能だと思われる不安 自分の失敗、ミスについて報告したり、助けを求めると、無能だと思われるリスクに
- ネガティブだと思われる不安 問題、間違いを素直に伝えたり、指摘すると、ネガティブだと思われるリスクに
- 邪魔をする人だと思われる不安 さまざまな発言が作業を止めることになり、邪魔だと思われるリスクに
組織やチームの中で自己の考えた意見を言葉にして表すことを、ヴォイシングといいます。
ヴォイシングは心理的安全性の構築を促し、組織の持続的な発展の基盤になるため、組織の中で立場が上の人、管理職やリーダーが率先して行うのが理想的です。

環境が目まぐるしく変化し、予測することが難しい現代においては、常に柔軟な対応、多様性の理解が求められます。それ故に、安心して言い合える心理的安全性の重要性は、今後も増していくと言われています。
心理的安全性がもたらす効果、メリットは多数あります。
心理的安全性を高める努力と行動は、今後ますます求められるようになるでしょう。
■ 心理的安全性がもたらす効果
- 意思決定や判断の質の向上 積極的な発言、提案により、実態に合った迅速な意思決定が可能に
- 不正や不祥事などのリスクの回避 事実を発言しやすい環境が、隠蔽、改竄などの不正を防ぐ
- 多様化 さまざまな価値観を受け入れることで、創造性、アイデア、イノベーションを引き起こす
- 成長性 新たな価値を生むには挑戦が必要、挑戦には失敗がつきもので、失敗から学び、成長できる
クライアント情報

カナデビア環境サービス株式会社
カナデビア株式会社(旧日立造船株式会社)の100%子会社であるカナデビア環境サービス株式会社は、親会社と時期を同じく、2024年10月に社名変更(旧Hitz環境サービス株式会社)を行いました。
同社は全国の廃棄物処理施設、リサイクル施設、廃棄物発電施設を拠点に、運転管理、定期整備、発電や清掃業務などを主業務として活動しています。環境関連プラントに関する実績は国内随一を誇っており、カナデビアグループの一角として業容拡大を続けています。
脱炭素社会、循環型社会、CO2のゼロミッション化の実現など環境への関心が高まる中で、信頼と実績を兼ね備えた、環境施設運営のプロフェッショナルとして先頭を走る注目の企業です。