日本ロレアル株式会社様へ、会計研修を実施しました
【取組実績|第25回】
日本ロレアル様への会計研修について、カリキュラムの内容や研修の雰囲気をご紹介します
フランスに本部を置く世界最大の化粧品会社LOREALの日本法人、日本ロレアル株式会社様へ会計研修を実施しました。
決算書が読めるように、数字で考えて行動できるようにをテーマに全2回コースで設計し、当日はオンライン形式で開催しました。
第1回は91名、第2回は88名と多くの方々にご参加いただきました。研修後のアンケートでは高評価をいただくなど、会計スキルを実務に活用するための学び、気付きを得る機会になったのではないかと思います。
■ 会計研修カリキュラム
第1回
- 決算書の構造
- 損益計算書の見方
第2回
- 決算書の構造 ※一部、第1回と重複
- 貸借対照表の見方
全体を押さえてから詳細へ!企業活動と財務諸表の関係性、財務三表の骨格を理解する
本研修は、ざっくりと決算書の全体像を押さえることからスタートしました。
- 企業活動、お金の流れが財務諸表に表されていることを理解する
- 貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の骨格を理解する
企業活動に伴うお金の流れはどのように発生するのかを改めて考えてみると、経営をより身近に感じることができます。大小さまざまな企業活動について、ルールに基づき数字で表されているのが財務諸表(決算書)です。
決算書を構成する3つの資料(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)は何を表しているものなのか、それぞれの骨格を理解することで、その後のインプットをスムーズに進めることができるようになります。
まずは、企業経営が財務三表に数値化されるイメージを持っていただき、その後のインプットへと繋げられたのではないかと思います。
■ 貸借対照表
- ある一時点において、どこから、いくら調達して、何に、いくら使ったのかが掲載
- 資金調達は右側、資金運用は左側に表記され、資金調達の合計額と資金運用の合計額は必ず同額
■ 損益計算書
- 一年間の売上、費用、利益が掲載
- 企業経営の成績表として、黒字か赤字かが分かる
■ キャッシュフロー計算書
- 一年間の入金、出金が掲載
- 営業、投資、財務活動を通じたお金の出し入れの結果が分かる
研修後のアンケートでは、高評価をいただきました
研修の最後には、質疑応答の時間を設けました。毎回多数のご質問をいただき、ときに専門的且つ具体的な内容になるなど、本研修を通じて真剣にインプットされたことがとても伝わってきました。
数的思考力を備えたビジネスパーソンとして、本研修で得た知見を現場の業務にご活用いただきたいと思います。
■ 受講者の声
- 重要箇所は繰り返して強調し、しつこくなく、落ち着いた口調で内容が頭に入りやすかったです
- 以前から学ぶ必要を自覚していましたが、今回時間を確保して参加して良かったと思いました
- 重要なポイント、覚えてほしいポイントもクリアに教えてくださり、学びやすいと思いました
- 社会人として理解すべき内容であり、今回生きた言葉で詳細が分かり、身近になりました
- 他社事例も参考になり、機会があれば今回のAdvance編も など
■ 会計研修のご相談は、ビズハウスへ
クライアント情報
日本ロレアル株式会社
- 設立 1996年7月
- 本社 東京都新宿区西新宿3-7-1
- 事業 化粧品の製造、販売
- URL ホームページを見る
1909年にフランスで設立され、化粧品、ヘアカラー、スキンケア、香水など美容に関する製品を提供する世界最大の化粧品会社「LOREAL」の日本法人として、1996年に設立。同業をM&Aで買収するなど、着実に事業基盤を拡充してきました。
全世界の社員が共有する6つの価値観(情熱、イノベーション、起業家精神、オープンマインド、卓越性の追求、責任)を行動指針に掲げ、企業市民としてボランティア活動に参加することを奨励するなど、人材投資や社員教育の取り組みを積極的に行っています。
社員全員が自分の個性を表現できる企業として、実績とブランド力を兼ね備えた化粧品業界の先頭を走る注目の企業です。