【取組実績|第22回】

岩崎通信機様への新入社員フォローアップ研修について、カリキュラムの内容や研修の雰囲気をご紹介します

岩崎通信機様へ、4月の新入社員研修とセットでご依頼いただいている新入社員フォローアップ研修を実施しました。毎年恒例の本研修は、全国に配属された入社一年目の皆様にお集まりいただき、万全の感染対策のもと対面形式で開催しました。

久しぶりに顔を会わせる同期とのコミュニケーションの機会に。そして、社会人一年目の頑張り、成功や失敗体験、会社や仕事に対する思いをディスカッションする機会を設けました。

お互いに元気な姿を見せ合うことができ、前向きな刺激を受けて、モチベーションの向上に繋げることができたのはないかと思います。

■ カリキュラム|新入社員フォローアップ研修

  1. 社会人一年目の振り返り
  2. 嫌いな仕事、不得意な業務は成長の糧に
  3. 自分の本音×同期の本音
  4. コミュニケーション力の向上
  5. 今後のキャリアビルディング

ビジネスパーソンとして成長できたか、一年前の自分と今の自分を比較する

社会人として働き始めてから一年が経過、ビジネスパーソンとして自分は成長できたかどうかを確認することからスタートしました。

まずは、新入社員研修で取り組んだ「一年後の私への手紙」の自己評価から。ちょうど一年前に目標に据えた「一年後のあるべき姿」について、何に挑戦し、何を達成できたかの振り返りを行いました。

また、今回の事前課題である「一年間の振り返りと自己評価シート」をもとに、より詳細にこの一年間の働きぶり、仕事に取り組む姿勢、仕事に対するモチベーションの自己分析を行いました。

■ 一年間の振り返り

  • できたこと
  • できなかったこと
  • やりたかったこと
  • やれなかったこと

人生100年時代とは言うものの、毎日はあっという間に過ぎてしまいます。挑戦しなければ成功せず、失敗を経験しなければ、成長への取っ掛かりを掴むことはできません。

社会人は挑戦してもしなくても、できてもできなくても、誰からも何も言われません。何も言われないからやらない、という思考では無く、一歩踏み出すことが自分の自信になる、成長に繋がるという信念を持つことがとても大切です。

■ 年代別のキャリアビルディング

20代|より広く

  • ビジネス社会で働くための社会人としての基礎作り
  • 専門知識、実務ノウハウを習得して、業務への適性を確認する

30代|より高く

  • 知力、体力を存分に発揮して、職場の第一線で活躍する
  • 人間関係の行き詰まりを乗り越えて、戦力としての自覚と責任を持って行動する

40代|より深く

  • 蓄積された知見をもとに自己を確立させて、判断力に磨きをかける
  • 明確な価値観、仕事観、人生観を持ち、主張と受容のバランスを取る

50代|品格や見識を備える

  • 年齢を重ねるごとに、一人の人間としての価値が問われる
  • 社内外に対して謙虚な姿勢で頼られる存在に、バイネームで仕事が依頼されるように

「キャリアビルディングは自己責任」

特に20代は失敗を恐れずに挑戦して、小さな成功の先に大きな成功があると信じて毎日の業務に取り組むことで先が拓けます。

自らの志向に基づいて、その道を切り拓かなければならない現実を知る機会になったのではないかと思います。

人生、山あり谷あり!嫌いな仕事不得意な業務も、長い目で見れば成長の糧に

組織の中で人と関わりながら働く以上は、自分のやりたいことだけに目を向ける訳にはいきません。面倒な仕事、苦手な業務であっても自身の担当範囲であれば、期待以上のアウトプットに仕上げることが求められています。

自分の気持ちに素直でありたいのも分からなくはありません。しかしながら、どうせ取り組まなければならない以上は、楽しく、前向きな心持ちで仕事に臨めた方が精神衛生的にも有意義ではないでしょうか。

ビジネスパーソンとして追い風を感じられる充実した良い時期は、本当に短期間です。大半は思い通りに事は運ばず、我慢を強いられる時間の方が多いように思います。

良い時期をより長く過ごせるようにアンテナを張って、チャンスを掴むための準備は入念に。

本研修では、この一年間に感じた想いや考えを引き出すとともに、自分のキャリアビルディングについて考える時間を設けました。また、会社、仕事、取引先、上司や先輩、そして自分に対して何を感じているか、同期はどのように考えているかを全体で共有しました。

愚痴がないビジネスパーソンはおらず、愚痴を言葉にし共有することで、何がしかの解決策やアドバイスを得られるかもしれません。

  • 言いっぱなしではなく、自分は何をすべきか、何ができるかまで考えられるように
  • 自分への問い掛けを習慣にできるように

人生は仕事に費やす時間が大半であるため、仕事の充実は人生の充実に直結することの理解が重要です。プライベートの充実は、お金が無ければ続けることはできません。

キャリアとは、人生そのもの。理想の自分を思い描き、一歩ずつ前に進んでほしいと思います。

■ 研修のご相談は、ビズハウスへ

クライアント情報

岩崎通信機 株式会社

  • 設立  1938年8月
  • 本社  東京都杉並区久我山1丁目7番41号
  • 事業  情報通信、印刷システム、電子計測分野における機器の開発、製造、販売及びサービスの提供
  • URL  ホームページを見る
  • 証券コード  6704

「あらゆる人やモノを繋ぐコミュニケーションで、生きがい溢れる社会創りに貢献する」をミッションとして、情報通信事業、印刷システム事業、電子計測事業を柱とする次代の情報通信ビジネスを牽引するメーカーとして活動しています。

2022年度から2025年度にかけての新中期経営計画「REBORN」を策定し、M&Aによる買収や新領域の開発、固定費の削減など、攻めと守りの両面の取り組みで成長戦略を推進しています。

また、ESG経営にも注力しており、再生可能エネルギーの導入拡大、ワークライフバランスの向上、監査等委員会設置会社へ移行など、環境、社会、ガバナンスそれぞれにおいて多様な取り組みを行っています。

設立から80年以上の歴史と最先端の電子計測技術、情報通信技術をベースに、世の中に新しい価値を提供する注目の企業です。

【アーカイブ|取組実績】

Please follow and like us: