雑談から得られる効果・メリットに注目!ウィズコロナのコミュニケーションのあり方を考える
コロナ禍でオンライン化が進み、人と直接会わずして仕事を進められる環境に
新型コロナウイルスの感染予防対策の肝は、人と接する機会をどれだけ減らすことができるか、でした。そのための手段として、換気の徹底、テレワークの推奨、シェアオフィスの活用など、各社さまざまな取り組みを進められたのではないかと思います。
また、クラウドサービス、WEB会議ツールなど今まで無かったオンラインサービスが開発されたことで、各種業務のオンライン化が一気に進んだ印象です。これらの導入によって、これまで以上に効率的、且つ有意義に時間を活用することができるようになりました。
便利な商品・サービスは、ウィズコロナ、アフターコロナの環境においても、そのまま継続して利用されるでしょう。
■ オンライン化が働き方を変える
- 出張が無くなり、いつでも、どこでも、WEB会議ツールで!
- 情報のやり取り、業務の進捗状況や日々の報連相は、クラウド上で!
一方で、急速なオンライン化に伴い失ったものがあるのも事実です。たとえ古くても、利便性や効率性が高く付加価値を生み出すもの、気付きや学びを得られる機会を残す、取り入れる、取り戻すための判断基準は持っておく必要があるでしょう。
新しいもの、流行りものが、すべて是ではありません。
自社のビジネスモデル、社員の習熟度に合わせて何が適切かを判断して、取り入れるようにしましょう。
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オンライン化でコミュニケーションが希薄に?!人間関係は手段の多さで構築できるものではない
SNSやクラウドサービスの活用によって、いつでも、どこでも、誰とでも繋がることができる環境になりました。スマホやパソコンを通じて音声が画像をやり取りできるインフラは、今後も利便性は向上していくと思います。
■ 便利なSNS・クラウドサービス
- LINE
- Slack
- Zoom
- Google Meet
- Microsoft Teams など
但し、これらは「文字」「音声」「画像」などの情報のやり取りに長けたツールであり、人間関係の構築を支援するツールではありません。元々の人間関係のベースがあってこそ、より有意義にSNS・クラウドサービスを活用することができるでしょう。
コロナ禍に入り、人との繋がりが希薄になったと感じている方は増えている、というデータがさまざまな媒体で発表されています。職場においても、上司や部下・後輩、取引先との繋がりをどのように維持していくか、頭を悩ませている方は多いのではないでしょうか。
今、人間関係を構築するための一つの手段(回答)として、雑談に注目が集まっています。コロナ前は、雑談は時間の無駄でサボっていると捉えられていましたが、今は積極的に雑談を推奨する流れにあります。
それも、雑談は五感を通じたコミュニケーションであり、お互いのありのままを共有する大切な行動であると理解されたから。
ウィズコロナの環境で対面による雑談をどのように取り入れていくか(許容するか)、一人ひとりの試行錯誤が求められています。
■ 対面による雑談は五感を通じたコミュニケーション
- 視覚
- 聴覚
- 触覚
- 味覚
- 嗅覚
雑談から得られる効果・メリットは多数!気兼ねなく雑談できる職場づくりを
雑談の効果を認めたとしても、会社が雑談を強制するのは少々勝手が違うでしょう。あくまで自発的に行われるのが理想であり、それができる職場をどうすれば整備できるか、会社として真剣に取り組まなければなりません。
雑談は決して無駄ではなく、人間関係の基盤を強固にする大切な行動です。
■ 会社主催で雑談、コミュニケーションを促す取り組み
- 研修 研修会社から講師を招いて
- 昼食 同じテーブルで、リラックスしながら
- 面談 人事評価、業務の進捗確認の際に
- 懇親会 異動、転勤のタイミングに
- 勉強会 社員を講師として など
円滑な人間関係は、日々の情報共有や適宜適切な報連相へと繋がります。
ぜひ、リーダーから積極的な雑談を!