【BUSINESS note】

今できること、今しかできないことは何か?

気候変化、大災害、そして新型コロナウィルス…

ここ最近、数年に一度の頻度で全世界に影響を及ぼす大きな出来事が発生しています。

2000年からの20年間でも、2001年アメリカ同時多発テロ、2008年リーマンショック、2011年東日本大震災、2012年欧州債務危機、2019年アマゾン森林火災、そして2020年は新型コロナウイルス感染症が全世界に広がり、世界経済から身近な生活にまで深刻な影響を及ぼす局面となっています。

外部環境の変化に適応する

物事が上手く進まない環境であっても、将来を悲観せず、今できること、今しかできないことは何かを考えて行動に移せているか、会社、そして自分自身の「今」を考えてみましょう。

「枕戈待旦(ちんかたいたん)」とは、矛を枕にして寝て明日を待つ、戦いの準備をいつも怠らない、という意味を持つ四文字熟語です。

喉元過ぎれば熱さを忘れてしまいがちですが、厳しい環境の中で感じたこと、考えたことを実践し未来に繋がる行動ができているか、各社、各自の真価が問われています。

何もせず時間が過ぎるのをただただ待つもの一つの選択です。しかしながら、ピンチをチャンスに、失敗からの学びをベースにして、整理する、改善する、そして挑戦する機会にしていきましょう。

今、会社にできることは何か?

オンラインツールも有効活用!

始業時間に間に合うように満員電車に揺られて出勤し、決まった時間にお昼休憩を取り、働き方改革に伴い残業が制限され、終業時間になったら定時で退社する。抱えている仕事やプロジェクトの内容に関係なく、会社に一定の時間を拘束されて働いているビジネスパーソン(会社にいれば働いていると誤って理解している)は多いと思います。

今、行動の自由が一部制限された環境で、今までとは異なる仕事の取り組み方、アウトプットの出し方、時間の使い方などの新しい仕組み作りが始まっています。

テレワーク、時差出勤、WEB会議など、業種・業界によって内容はさまざまですが、より効率的な働き方を模索していくことは、とても前向きな方向性だと感じています。

  • 会社として、今できることは何でしょうか?
  • 会社として、今しかできないことは何でしょうか?

経済が縮小する局面においては、守りを固める取り組みに重点を置くのが一般的です。

例えば、取引先の精査、バリューチェーンの見直し、経費の精査、福利厚生制度の見直し、タイムマネジメントの徹底、商品別・事業別・エリア別の損益分岐点マネジメント、業務改善の推進などが挙げられます。

一方で、環境が好転した際の起爆剤(新たなビジネスの種)を準備できるかどうかも重要なポイントです。

例えば、新商品・新サービスの開発、海外を含めた新たな地域への展開、適材適所の人員配置など、チャンスを確実に掴むための備えを同時に進めていけるかどうかが勝負の分かれ目となります。

いずれにしても、外部環境、内部環境、それぞれの現状を正確に把握することからスタートしましょう。

今、自分にできることは何か?

テレワーク、自宅勤務、時短勤務、時差出勤、出張の延期、飲み会のリスケなど、一人ひとりのビジネスタイムの流れ(使い方)が変わりつつあります。

会社側もより効率的な働き方を提案し、そのための環境作りを進めている中で、一個人としても「今まで通り」を守るだけではなく、「これからどうするか」を考えて行動できるかが問われています。

また、日本特有の終身雇用制度を維持する会社が減少している中で、スキル、実績をもとに自分を高く売り込むマインドを持たなければ、一個人として存在価値を高めていくことは難しい環境となりました。

会社に長くいれば評価されることは無くなり、有意義なアウトプットをどれだけ多く、正しく、速く、美しく創り出せるかが評価される環境となったのです。

先へ、前へ、次へ進む!
  • 一個人として、今できることは何でしょうか?
  • 一個人として、今しかできないことは何でしょうか?

会社(職場)に拘束される時間は減少傾向にある中で、自由になった時間を何に活用するかは本人次第です。この時間を何に費やすかによって、将来への道筋、成長のスピードは大きく異なってくるものと思います。

本を読む、資格を取る、ボランティア活動を始める、五感をフル活用してインプットし続けなければ、価値あるアウトプットを生み出すことはできません。自分自身を見つめ直し、そして高める絶好の機会として、今を大切に過ごしましょう。

ビズハウスとして、今できること

研修のご相談は、ビズハウスへ

人材育成、社員研修の分野においても、時代のニーズ、環境の変化に合わせて対応を進めていく必要があります。

ビズハウスとしても、eラーニングコンテンツの整備、WEB研修の導入、リカレント教育への対応、テレワークなどの浸透に伴う社員コミュニケーションに重点を置いた研修の開発など、今できること、今しかできないことを真剣に考えて、現在の環境に合わせた新たなサービスを拡充していく方針です。

また、業種・業界を問わず、法人・個人を問わず、ビジネスパートナー提携を推進しています。双方がメリットを享受できるスキームを採用し、お互いの強み、良さを掛け合わせて、前向きで新しい試みに挑戦していきたいと考えています。

ビズハウスとの提携にご興味がございましたら、どうぞ気軽にお問い合わせください。

■ 研修のご相談は、ビズハウスへ

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