日立造船グループ・Hitz環境サービス株式会社様へ、部門長研修(プレゼン×課題発表)を実施しました
【取組実績|第24回】
Hitz環境サービス様への部門長研修(グループ課題発表)について、カリキュラムの内容や研修の雰囲気をご紹介します
日立造船グループ・Hitz環境サービス株式会社様へ、部門長研修の第4回、第5回(全5回コース)を実施しました。
第4回は、グループ課題の進捗確認、フィードバックを中心に実施しました。プレゼンテーションの現場で活用できるスキルやノウハウをインプットしながら、本番に向けて最終的な講評を行いました。
第5回は、グループ課題を役員の皆様へプレゼンテーションを行いました。それぞれのグループで自社の将来に資するテーマと内容を、発表時間30分、質疑応答10分の流れで進めていきました。
尚、第5回は最終回ということで、これまでの振り返りや研修全体の感想を共有する機会を設けました。半年前からスタートした本研修、全5回の学びや気付きは相当な質と量であったことを感じることができたのではないかと思います。
■ 部門長研修(第4回)カリキュラム
- 相手に伝わるプレゼンテーション
- 営業力×提案力を強化する
- グループ課題 模擬発表・フィードバック
■ 部門長研修(第5回)カリキュラム
- グループ課題発表
- 未来への展望
プレゼンテーションの成否は第一印象で決まる!目的を明確にして、メッセージを考える
ビジネスパーソンの日常業務において、プレゼンテーションを行う機会は数多くあります。大人数の前で話すだけではなく、相手をその気にさせて言動を引き出す場面においては、1対1でもプレゼンテーションであると言えるでしょう。
プレゼンテーションとは、相手(聞き手)の人数は関係ありません。
自分を表現する、相手から目的の言動を引き出す機会は、すべてプレゼンテーションであると考えて取り組むことが大切です。
■ プレゼンテーションは日常的に
- 提案
- 面接
- 訓話
- 勉強会
- 人事評価 など
プレゼンテーションに臨む際には、それが重要であるほど事前の準備には余念なく、時間とエネルギーを費やす必要があります。
万全な準備は自信となり、本番を成功する可能性が高まることは言うまでもありません。
しかしながら、本番への入り方、相手に与える印象を間違えてしまうと、伝わるものも伝わらなくなってしまいます。この人の話を聞いてもよい、という感情を相手に持ってもらわなければ、たとえ素晴らしい内容でも相手の理解や共感を得ることは難しいでしょう。
人間に限らず、多くの生き物は自分の味方は受け入れて、敵は排除する特性を備えています。プレゼンテーションでも「話し手は味方」であることを早い段階で認識してもらうことで、成功への可能性を高めていきましょう。
■ 爽やかで、清々しい第一印象に
- 表情は柔らかく、笑顔で
- 清潔感のある髪型、メイクに
- 身に着けるものの手入れはしっかりと
プレゼンテーションの成否は、スタートの10秒で決まると言われています。
第一印象で受け入れてもらえるように、身の見せ方、作り方に気を配ることを考えるきっかけになったのではないでしょうか。
色相、明るさ、鮮やかさによって、人に与える印象は変わる
何がしかの資料を作成する際に、色の違いでメッセージを強調したり、デザインを表現する方は多いのではないでしょうか。色の種類は多数あるため、何をどのように使えば効果的か、難しい判断が求められます。
色の使い方や見せ方によって、相手の受け取り方は大きく違ってきます。
■ 暖色系|温かみを感じ、膨張して見える
- 赤|情熱的、行動的、活動的、パワフル
- 橙|穏やか、親しみ、躍動感、庶民的
- 黄|陽気、希望、派手、目立つ
■ 寒色系|落ち着いて、クールに見える
- 青|誠実、冷静、知的、憂鬱
- 白|清潔、純粋、爽やか、緊張感
- 黒|強さ、高級感、威圧感、厳粛性
■ 中性色系|穏やかな印象で、あまり目立たない
- 緑|癒し、曖昧さ、安心感、ナチュラル
- 紫|気品、俗悪、個性的、神秘的
色の持つ意味やイメージをもとに資料を作成できれば、伝えたいメッセージをより強調することができるでしょう。
但し、多種類の色を派手に使うことは良しとせず、できるだけシンプルであることが大切です。色の使い過ぎは余計な雑情報となり、相手のインプットの邪魔になってしまいます。
色の使い方に基準を設けて、色の効用を考慮した配色が資料作成の基本です。特にビジネス系の資料では、文字は黒、白、赤の3色を。色塗りはグレー、青をベースに作成するケースが多い印象です。
今回のグループ課題においても、パワーポイントによるプレゼンテーション資料の作成は必須でした。テーマに対してどのような色使いが最適かを考えながら、資料作成に取り組まれていたと思います。
部門長研修でインプットした知識やノウハウを、日常業務で活用できるように
全5回コースで実施した本研修は、各回さまざまなテーマに関する知識やノウハウの習得、ケーススタディによる実践での学びや気付きがあったのではないかと思います。
但し、インプットしたすべての知見を、組織運営や現場実務に取り入れる必要はありません。一人ひとり、業務内容や担当エリアは異なるため、自分に必要なもの、同意できるものを取捨選択して取り入れればOK、と伝えてきました。
研修のインプットを現場で活用すること、そしてアウトプットに利用することが、何よりの研修の成果です。
- 思考や行動に、制限をかけない!
- 毎日忙しくても、やればできる!
プロフェッショナルなビジネスリーダーとして、会社の成長と発展に貢献する人財として、大いなる飛躍を期待しています。
■ 研修のご相談は、ビズハウスへ
クライアント情報
Hitz環境サービス株式会社
- 設立 1966年8月
- 本社 神奈川県川崎市川崎区南町1-1
- 事業 環境ソリューション業、建設業
- URL ホームページを見る
日立造船株式会社の100%子会社であるHitz環境サービス株式会社は、全国のごみ焼却施設、粗大ごみ施設、産業廃棄物処理施設の運営、維持管理、ならびに清掃施設工事などを主業務として活動しています。
特に運転管理、点検整備、清掃、分析では国内随一の実績を持ち、施設管理に必要な多様なサービスを提供しています。
脱炭素に向けて世界が動く中で、大手グループの信頼と実績を兼ね備えて、環境施設の運営と運転のプロフェッショナルとして先頭を走る注目の企業です。