研修のご相談は、ビズハウスへ

ビズハウスのリスキリングセミナーは、累計で約400名のみなさまにご受講いただきました

コロナ禍に入ってから、対面形式による研修やセミナーが中止、リスケとなるケースが多くなっています。

感染対策上、大事を取っての判断でありますが、人材育成や社員教育の機会を作ることができずに大変困っている、という人事部や教育担当のみなさまの声を多く耳にするようになりました。

研修やセミナーは、新しいスキルやノウハウを習得することだけが目的ではありません。

その場に一堂に会し、人脈を広げる、旧交を温める、コミュニケーションを通じてさまざまなものの見方や考え方を共有するなど、対面形式で実施することで得られる効果、メリットはとても多くあります。

現在も対面形式を希望される企業が大多数ですが、社会情勢を考慮して、オンライン形式にてご検討されているのが実状だと思います。ビズハウスでは、お客様からのご要望に応じて、対面形式、オンライン形式のどちらでも対応できるように、柔軟に準備を進めています。

人材育成は継続的に!

また、知りたい、学びたい、成長したい、というビジネスパーソンのニーズにお応えするべく、2019年4月より、当社主催のリスキリングセミナーを本格的にスタートしました。

現在までに、累計で約400名のビジネスパーソンにご受講いただいています。※2022年2月7日現在

■ 決算書が読めるヒトになるシリーズ

■ すぐに使えるシリーズ

本稿では、これまで実施してきたオンライン研修、オンラインセミナーで感じたこと、目的に応じた使い方やノウハウなどをご紹介します。主催者、受講者、講師、それぞれの立場で得られるメリットや注意点などを考慮して、ぜひ上手に使い分けてください。

オンラインセミナーは、知識やノウハウのインプットを一番の目的に

リスキリングは成長に繋がる!

対面形式による研修の場合には、その場で講師とやり取り(質疑応答、ディスカッションなど)しながら進められるのが一般的です。

講師の立場では、研修への参加意識の醸成、受講者の理解度の確認など、やり取りを通じて得られた情報をもとに、研修内容やタイムスケジュールをその場で適宜変更しています。

一方の受講者の立場では、いつ質問されるか分からないことで、一定の緊張感を保たなければなりません。また、自分を良く見せたい、という意識も働くため、ディスカッションや発表などのアウトプットの場面では、積極的に取り組む姿勢が多く見受けられます。

■ 研修を対面形式で実施することの効果、メリット、注意点

(講師)

  • 受講者の話し方や仕草で、それぞれの性格、特徴などを確認できる
  • その場のやり取りを通じて、受講者の理解度、知識の定着度を把握できる
  • 伝えたいメッセージ、強調したい内容など、メリハリや抑揚を付けて講義できる

(受講者)

  • いつもと違う雰囲気で、五感を通じて学び、気付きを得ることができる
  • さまざまな意見や考え方をその場で共有し、新しい視点を備えることができる
  • コミュニケーションを通じて自分を開示し、相手を知り、人脈を広げることができる

(主催者)

  • 業務中とは異なる、受講者の新たな一面を知ることができる
  • 研修に取り組む姿勢、研修内容の理解度など、相対的に比較し評価できる
  • 一度に多数の社員に対して、会社として備えて欲しい知識とノウハウをインプットできる

このように、対面形式では多くの効果が期待できます。

対面形式が有意義であることは理解しつつも、オンラインで開催せざるを得ない場合には、以下の点に注意してください。

知識やノウハウのインプットを、第一の目的にすること

オンライン研修でインプット!

オンラインでは、視覚によるインプットはすべて画面からになります。また、講師とのやり取り、ディスカッションなどコミュニケーションを取る機会は、対面形式よりどうしても少なくなってしまいます。

講師の立場では、画面上に見えている部分しか受講者の情報が得られないために、メッセージや内容は伝わっているのかどうかを確認することができません。画面をオフにされている場合には、受講者の情報はゼロのまま進めることになってしまいます。

よって、オンラインで実施する場合には、目的、得たい効果は対面形式とは異なるものに設定する必要があります。

言い換えれば、オンラインの特徴を生かしたテーマ、カリキュラムを設定するようにしましょう。

■ 研修をオンライン形式で実施することの効果、メリット、注意点

(講師)

  • 強調したいメッセージのときは、ボディーランゲージも加えて、画面に映るように
  • 声量に強弱、抑揚、メリハリを付けて、少しゆっくりとしたスピードで、ハキハキと
  • 講師とのやりとり、質疑応答、グループディスカッションは、いつも以上に時間を取って

(受講者)

  • 対面形式より、学びや気付きの量は多い
  • 研修前に、WEB会議ツールに使い慣れておくように

(主催者)

  • 長時間のオンラインは集中力を欠いてしまうため、対面形式とは異なるタイムスケジュールで
  • 受講者の画面は必ずオンに、開始時間前には必ず入室するように事前にアナウンス

一度に大人数の場合にはウェビナーの活用を!理解度ではなく、受講させることを目的とする場合に

ウェビナーの特性を活用する!

対面形式、オンライン形式では、それぞれに適正な受講人数があります。講師の立場では、対面形式では30名前後、オンライン形式では20名前後であると、受講者とのコミュニケーションをしっかりと行うことができます。

主催者側として、研修を受講させたい人数が多数の場合には、オンライン研修をウェビナー形式で行うことも選択肢として考えることができるようになりました。大人数に、同じ内容を、同じタイミングで受講させることができるのは、大きなメリットであると思います。

但し、講師の立場では、受講者の顔が見えず、やり取りもテキストベースに限定されてしまうため、受講者の理解度に関係なく、一方的な講義しかできません。また、受講者同士のコミュニケーションを取る機会を作ることができないため、長時間のウェビナーは飽きられてしまう、というデメリットもあります。

対面、オンライン、ウェビナー、それぞれの効果、注意点は異なります。

  • 研修の目的は何か?
  • 受講対象者は何名か?
  • 研修テーマは何にするか?

研修を考える際は、まず初めにこの3つを確定させることからスタートです。

自社にとって有意義な人材を育成するために、今できる最適な研修を設計しましょう。

■ 研修のご相談は、ビズハウスへ

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