東急不動産リート・マネジメント株式会社様へ、財務研修を実施しました

昨年10月に実施した会計研修のステップアップ版として、会計研修を受講された方、ならびに、すでに会計スキルを備えた方を対象に本研修を実施しました。今回は新型コロナウイルスの感染防止の観点から、オンライン形式による実施となりました。

※弊社では、対面型研修からオンライン型研修への変更について、ご要望に応じて柔軟に対応しております

今回はインプット重視のご要望を承ったことから、電卓を使う個人ワーク、ペアワークを複数取り入れたカリキュラムをご提供しました。研修は3時間でしたが、多くの学びと気付きが得られた機会になったのではないかと思います。

■ 財務研修カリキュラム

  1. 損益分岐点の定義と活用法
  2. ファイナンスの定義と活用法
  3. ファイナンスを経営と実務に

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固定費、変動費、限界利益、損益分岐点売上高、同比率をもとに、採算を見る眼を養う

  • 採算が取れるとは、どういう意味でしょうか?
  • 採算が取れたとは、どのような場合に使うのでしょうか?

企業は目標の実現に向けて戦略を策定し、具体的に行動していくことで、利益の獲得を目指します。時に黒字に、時に赤字になりながら、厳しいビジネス環境を勝ち残っていかなければなりません。

業績の黒字化、及び黒字を継続させるためには、正しいアプローチで、大きなインパクトを与えられる施策を講じなければなりません。あれもこれも取り組んでいては、エネルギーが分散し、当初目指していた効果を得ることは難しいでしょう。的外れな施策は、経営資源の無駄遣いになってしまいます。

損益分岐点売上高を計算する過程で、固定費、変動費、限界利益が明確になります。また、損益分岐点売上高、損益分岐点比率をもとに、企業の置かれた状況を定量的に把握することができます。本研修では、それぞれの言葉の定義と計算方法を習得し、損益分岐点を実務に活用するためのワークを実施しました。

また、目標利益を達成するための売上高、損益分岐点売上高を達成するための販売量など、損益分岐点売上高(計算式)の活用方法もご紹介しました。組織運営にも展開できる施策として、知見の積み上げを行いました。

■ 損益分岐点売上高計算式の活用事例

  • 損益分岐点を数量で把握する
  • 目標利益を得たいときに、必要な売上高を把握する
  • 目標利益率を得たいときに、必要な売上高を把握する

時間は価値と定義して、キャッシュフローベースで経済性を評価する

ファイナンスは、何かを評価する、判断する場面において、定量的な結論や示唆を得ることができる、とても有意義な知見です。

資源開発や不動産開発のような大規模なプロジェクト、M&Aに取り組む際のバリュエーション、資金調達を行う際に最適な資本構成を目指す際は、必ずと言っていいほどファイナンスに関する知見が求められます。

本研修では、ファイナンスの前提を押さえた上で、運用と調達、それぞれの場面におけるファイナンスの考え方と活用方法をご紹介しました。CAPM、WACC、永続価値など、難易度の高い内容も一通り説明する時間を設けられましたので、ファイナンスの基礎力は十分に付いたのではないかと思います。

■ ファイナンスの前提

  • 時間には価値がある
  • キャッシュフローベースで考える

尚、不動産に関する業務にファイナンスの知見を活用する一例として、リアルオプションをご紹介しました。不確実性を考慮し、複数のシナリオを評価することができるこの考え方は、意思決定に柔軟性を持たせることができます。

今回はリアルオプションの概要と分かりやすい事例によるご紹介のみとなりましたが、リスクや不確実性を見抜き、環境の変化にも柔軟に対応できるように、今回の研修をきっかけにぜひ知見を深めてもらえればと思います。

クライアント情報

東急不動産リート・マネジメント株式会社

  • 設立  2017年4月 ※資産運用会社3社の組織再編に伴い発足
  • 本社  東京都渋谷区道玄坂1-21-1 渋谷ソラスタ18階
  • 事業  投資運用業
  • URL  ホームページを見る

東急不動産株式会社の100%子会社である同社は、アクティビア・プロパティーズ投資法人、コンフォリア・レジデンシャル投資法人、ブローディア・プライベート投資法人を運用する資産運用会社として、2009年10月から活動しています。

首都圏や全国主要都市の不動産を中心に、周辺環境を含めた立地、用途、規模、クオリティ、仕様、テナントなどの個別要素を総合的に勘案し、競争力のあるポートフォリオを構築しています。

大手グループの強みを生かした経営で安定的に成長を続ける、注目の企業です。

■ REPORT ARCHIVE

  

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