経営計画の策定は経営者の重要なタスク!plutraを活用して、会社の将来をデザインする

経営者が必ず取り組まなければならない業務の一つに、経営計画の策定があります。将来どのような会社にしたいのか、どこに会社を導くのか、輝ける未来を言葉と数字で社内外に発信することは、とても重要なタスクと言えるでしょう。

しかしながら、毎日多忙なスケジュールをこなす経営者が、ゼロから経営計画書を作成するのは至難の業です。経営計画書を完成させるには、相当な時間を要することになります。場合によっては、完成まで至らないケースも多々あるのではないでしょうか?

  • 何を元にすればいいのか?
  • どのように組み立てればいいのか?
  • どのようなフォーマットに落とし込めばいいのか?

plutraは、現状分析から将来設計、行動計画の立案までを一気通貫で行うことができる、今までにないクラウド型経営支援ツールです。客観的な事実、頭の中にあるアイデア、将来目指したい企業像などを整理して、経営計画書に落とし込むことが可能です。

クラウド型経営支援ツール plutra “プルトラ” の紹介はこちら

~ 経営にプラスとウルトラを ~

■ plutra紹介 ARCHIVE

現状は追い風か逆風か、外部環境をマクロ視点で分析する

定量評価の後は、外部環境と内部環境を定性的に分析、評価するステップです。

定性評価は定量評価と比較して時間がかかるため、ヌケモレ無く効率的に進められるよう、以下の順番で進めることを推奨しています。まずは、「外部環境をマクロ視点で分析する」ことからスタートです。

■ 定性評価の順番

  1. 外部環境をマクロ視点で分析する
  2. 外部環境をミクロ視点で分析する
  3. 内部環境を7つの経営資源で分析する

plutraでは、外部環境をマクロ視点で分析するフレームワークとして、PEST分析(社会情勢分析を取り入れています。

PEST分析とは、政治、経済、社会、技術の4つの観点で外部環境を分析するフレームワークで、国内外のさまざまなニュースや自社の周りで実際に起きた事象などを踏まえて、自社にとって有利か、不利かを判断します。

尚、4つの観点を構成する要素として、1つの観点で4つの要素を挙げています。4つの要素それぞれについて有利か、不利かを検証した後に、当該の観点について有利か、不利かを判断する流れになります。

一見すると自社とは関係の無いニュースであっても、巡り巡って自社に影響を及ぼす可能性があります。なるべく多くのマクロ的要因を取り上げることで、自社の置かれた環境を明確にすることができるでしょう。想像を膨らませて、検証を進めてください。

以下、plutraに備えているPEST分析の4つの観点、ならびにそれらを構成する4つの要素です。

■ 政治を構成する4つの要素

  • 法律/条例  国、自治体の議会の議決を経て制定される成文法
  • 税制/税金  公共財、公共サービスを運営するために国民に負担を求める金銭
  • 許認可/免許  行政機関が国民生活・行動を適法なものとするために行う規制行為
  • 助成金/補助金  国、自治体の政策と合致した民間企業による活動を支援するための金銭

■ 経済を構成する4つの要素

  • 景気動向  産業、労働、金融など社会全体の経済の動き、傾向、方向性
  • 消費動向  人の暮らし向きに関する考え方の変化、物価の見通し
  • 為替/物価  経済活動に影響を及ぼす代表的な要素
  • 経済成長率  ある一定期間における国民経済の規模拡大に関する速度

■ 社会を構成する4つの要素

  • 人口動態  ある一定期間における人口の変動
  • 生活習慣  個人の生き方、生活様式、仕事とプライベートのバランス
  • 教育/育成  人に内在する素質、能力を引き出し、望ましい状態にするための働き掛け
  • 文化/流行  あるものが浸透、普及、習慣化することによる社会への広がり

■ 技術を構成する4つの要素

  • 新技術/新サービス  より有意義な便益を得るための新しい技術、サービス
  • イノベーション  新しいアイデアから価値を創造して社会に大きな変革をもたらす行為
  • 知的財産  知的創造活動によって生み出された財産的価値を有する情報
  • AI/IOT  AI(人工知能)は知的活動をコンピューターで実現する技術、IOTはモノとインターネットを繋げること

現状は追い風か逆風か、外部環境をミクロ視点で分析する

plutraでは、外部環境をミクロ視点で分析するフレームワークとして、5フォース分析(業界動向分析)を取り入れています。

5フォース分析とは、自社を中心に買い手(顧客との交渉力)、売り手(仕入先との交渉力)、新規参入の脅威、代替品の脅威、競争業者(業界内の競争)の5つの観点で外部環境を分析するフレームワークです。

5フォース分析も5つの観点を構成する要素として、1つの観点で4つの要素を挙げています。前述の流れと同様に、4つの要素について有利か、不利かを検証した後に、当該の観点について有利か、不利かを判断してください。

以下、plutraに備えている5フォース分析の5つの観点、ならびにそれらを構成する4つの要素です。

■ 買い手(顧客との交渉力)を構成する4つの要素

  • 需給バランス  購買力の裏付けがある購買意欲が需要、生産者側の商材の販売意欲が供給で、そのバランス
  • 市場の寡占度  社会全体の需給量と市場価格を支配し得る市場状況
  • スイッチングコスト  商材の切り替え時に生じる出費、時間、心理的負担などのコスト
  • 商品/サービスの差異化  競合による同質化戦略が及ばない、特徴ある機能、使い易さ、価格、販売方法

■ 売り手(仕入先との交渉力)を構成する4つの要素

  • 需給バランス  購買力の裏付けがある購買意欲が需要、生産者側の商材の販売意欲が供給で、そのバランス
  • 市場の寡占度  社会全体の需給量と市場価格を支配し得る市場状況
  • 仕入部材の差異化 競合による同質化戦略が及ばない、特徴ある機能、使い易さ、価格、販売方法
  • スイッチングコスト  商材の切り替え時に生じる出費、時間、心理的負担などのコスト

■ 新規参入の脅威を構成する4つの要素

  • 規模の経済  生産規模を拡大するほど、商材1単位当たりの生産コストが低下
  • 技術的難易度  商品、サービスの完成に必要な技術的要素
  • 法規制/許認可  新規参入者は必ず守り、取得しなければならないルール
  • 流通チャネル  完成した商材を販売する際に必要な物流機能、販売チャネル

■ 代替品の脅威を構成する4つの要素

  • 代替品の数  自社の商品、サービスに類似したものの数
  • 機能/性能  商品、サービスが備えている働き、性質、能力
  • プライス  商品、サービスを販売する際の値段
  • コスト  商品、サービスを生産する際の費用

■ 競争業者(業界内の競争)を構成する4つの要素

  • 競争企業の数  規模、エリア、商材などが類似している企業の数
  • 業界の成長度  業界、市場規模の成長、拡大の度合い
  • 撤退障壁  業界、市場から撤退しようとする際に撤退を妨げる障害
  • 固定費  売上高の増減に関わらず発生する一定額の費用

以上で、マクロ視点とミクロ視点による外部環境分析が終わりました。

果たして、外部環境は追い風か、逆風か。言い換えれば、チャンスか、ピンチか。自社の置かれた現状を把握しましょう。

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